暑き1日・ツバメの巣(その後) | Gayoのブログ

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今日も暑かった。しかも風が強かった。
洗濯物を干して、そして風に飛ばされること2回。洗濯ばさみもなんのその。ブワァァァ!干していた布団もまたもや下にベチョ。はぅぁ!そして洗う。


洗濯と格闘していた午後となりましたが、皆様いかがお過ごしでしたか?金曜日だから、会社員のかたは会社ですね。


夕方、例のツバメが巣立った駐車場の監視カメラを見に行った。そうしたら・・・ツバメの巣が排除されていた。あとかたもなく・・・。【世知辛い】よね。昨日いなくなって、今日もう片付ける・・・管理人としては当然の行動なのかもしれないけど。

と、おもいきや・・・・

「ツバメが5羽いる」

えぇぇぇぇ!
だって、これ子供たちでしょ?親いないし。
巣なくなっちゃってるし。
監視カメラの配線コードや、なんやらに器用になんとかつかまっているツバメが不憫だった。暗くなっちゃってたのであまりはっきり写ってないけれど、わかるかな?

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東京の、哀しい一コマです。仕事とはいえ、なんかこう・・・待ってましたといわんばかりに巣を片付けなくてもよかったのになぁ。同じ人間として、ゴメンね、ツバメさん。











P.S.
なんやらWebニュースで、日本クラシック協会だかなんだかが、東京電力に賠償請求するとかなんとか。公演がつぶれたり、風評で外国からの招聘を断られたりというので、損害をこうむったとかなんとか。

私も音楽携わっているから、あまり大声でこういうことにコメントすると仕事こなくなっちゃうかもしれないけど、ま、それでこなくなるならその程度だということでいいか。

ではいわせてもらおう。
音楽というのを、金儲けにしようとしているから、こういう発想になるんだよ。音楽家を使って金儲けをあこぎにしようとするから。そしてそれに甘んじる音楽家がいるから。協会というより、日本クラシック企業という団体がそんなことしちゃうとさ、我々個人の音楽家はどうなるんだろうね。

地震と原発自粛で、3月から一気に仕事がキャンセルになって、もちろんこういう状況だからとキャンセル料もない。失業保険でるわけでもなく、手当があるわけでもない。役所にいっても、「好きで選んだ仕事でしょ」でおわる。そりゃそうだ。世の中会社員を基準にルールを定めてあるからね。これが日本の文化の弱さ。

いい、悪いの問題じゃなくて、日本は、サラリーマン推奨国だから。いってみればクビがないだけで公務員もそう。なんていっても、裁判自体が、会社員のために作られているのだから、音楽家が裁判するのは、とても大変でしたよ。そういう日本というのを承知で、私は日本の楽器「箏」をやっている。ここ日本でやっている。だから、こういう時期もまたなかなか経験できないだろうからいいのだ。

こういう文を書いているからと、かわいそうとか、思わなくて大丈夫です。そこらへんはね。こっそりおひねりいただいたりしてるから。ある意味、義援金にあたるのだけど、これは税金かからないから、ありがたく食費となってます。感謝しています。


私はGAYOらしい音楽作って、演奏していくだけなの。
それだけで私の半分は幸せなのだ。これは本当。仕事がきてうれしいし、演奏依頼がくるととてもうれしいけれど、それはあくまで自分の「箏人生」のオプションなのだ。そのオプションがあるから、生活していけるのだ。でもオプション目当てで箏をやってるわけじゃないのだ。このへんをしっかりと理解できる会社員の人はものすごく少ないと思う。そして、このあたりを理解してもらえると、ギャラ交渉しなくてすむようになると思うのだ。


そんな音楽仲間の1人が、7月5日にご一緒する「吉岡しげ美」さん。女流文学作品をピアノ+歌にして、もう何百年演奏してきているのだろう(妖怪か!?)。いやいや、冗談はさておき、彼女の優しい歌声と、やさしいメロディーは、はじめて聴きにきてもなんの抵抗もなく心にしみいると思う。いうなれば、GAYOの音楽に近いものがある。というと、吉岡さんに失礼か。彼女のほうが大先輩だ。そういう優しいところが共通点かな。音楽も人間としても。


場所は六本木STB(スイートべージル)。正直私はあそこのスタッフがあまり好きではない(過去)。なので自分では開催するつもりはないのだが、こういうゲスト出演なら問題はない。そしてSTBは、音はとてもよい。開場もしっかりと四角だから、音の伝わりがとてもよい。場所も六本木駅そばだし。うん。ちょっとホールスタッフとか・・・xxスタッフとかの態度が横柄なのは、やっぱりSTBも企業の稼ぐためのホールだからしょうがない。これが日本の音楽事情というやつです。すべて金儲けだから。芸術を食い物にしてるのに、文化貢献とうたっているのをみると、どうなんだろうと私は思うけど、そこは、あれです。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」みんながそういう方向で文化貢献と勘違いしているので、日本がどんどん【世知辛く】なっていくのだ。


いろいろ書いたけど、まさか・・・
GAYOさん、「世知辛い」を使いたいがためにこういうふうに論理を展開していったのではないだろうか?ま、まさかねぇ。





チラシがStudioにあるのだけど、まだ発送してないのよね。だって、7月29日の自分のソロコンサートも発送しなきゃいけないし・・・
で、興味ある人がいたら、発送するので、メールください。初めての方は住所をいただけるとうれしいです。いただいてるチラシは50枚なので、先着50名まで・・・ってことはないです。50名超えたら吉岡さんのほうから送ってもらうので(笑)




7月5日(火曜日)夜・六本木・STBスイートべージル
5000円です。



7月29日(金曜日)夜・代々木上原・MUSICASA
4000円です。





GAYOをゲストに呼ぶアーティストは少ないので、ゲストに呼ばれて演奏するGAYOをみる機会はとても貴重です。昨年は、「志方さん」だけだったし。ゲストで呼んでくださったのは。

そして、29日のほうは、これまた20代前半にやっていたソロリサイタルのダイジェストお喋り版です。かたっくるしくなく、お喋り半分ですので、真面目に演奏聴きたいかたは、別の機会か、他の演奏家の真面目なコンサートにいってください。今回のは、GAYOの「Duoシリーズ」を始めるためのプロローグなんです。ここから始まる、死ぬまで続くDuo。次回は「with Violin」その次は「with Cello」、その次は・・・なんだろう。お楽しみに。すべてはオーケストラを書くための布石です。


そして、今日は暑いです。


GAYO