【輝夜】(Op.38)
4月28日に、38作目となる「輝夜」を作ってみた。
箏の独奏でもいけちゃいそうな曲になったけれど、書き上げたばかり、まだ世間の荒波にもまれていないので、右も左もわからない作品。気に入っていただけるとうれしいな。
輝く月夜、人はなぜ月をみると切なくなるのだろう、哀しくなるのだろう。月光には何か人をそうさせる力があるのかもしれない。
(説明終わり)(え?)
また「月」かい!って某友人につっこまれそうだけど、私は太陽より月が好き。太陽に照らされて、人の嫌なところをたくさんみてきた私としては、月明かりの中、それでも輝く人に出会いたい。かぐや姫が竹の中から光を出して、おじいさんここよ!とアピールしていたように、私も、そして私の友も、お互いを見つけられる日がくる。そう信じている。
【祈り~Pray for Japan~】(Op.39)
ライブのDMに、「祈り」を発表する(かも)と書いてしまったので、約束は守るよ、GAYOさんは。これはもちろん、今回の天災に対してのレクイエム。政治的内容も、原発に対する意見も含まれていない。純粋に、亡くなられた魂と、いま困窮の中で暮らしている方々、そして目にみえない我々音楽家への苦難、日本全体の傷跡に対する哀悼と、・・・うんぬんかんぬん。書き始めたらとまらない。
コンセプトは、Op.10=Op.33-34「Peace」と、Op.31-33「レクイエム」と同じ。これでレクイエム3曲になりました。私のお葬式に流す曲がどんどん増えていく。流すより、生演奏して見送ってほしいです。譜面は残しておくので。Finaleだけど。
小難しい曲じゃないので、夜、月の光を浴びるように、私の箏の音を浴びてください。きっとあなたの心を支える一つとなるでしょう。
5月6日(金)、銀座Tactお待ちしております。
P.S.
GW最初で最後の飲み会・・・渋谷「六蔵」での写真。

Anneさんはお手洗いにいっていたので、その隙に、めそさんとGAYOさんで、店員の「あいり」さんと一緒にパチリ。いや、ここおいしかった。Anneさんが見つけてきたのだけど、安いし、もつ鍋がうまい。豚骨スープのもつ鍋。今回はアラカルトでしたが、ここならまたきてもいいな。次は、もつ鍋食べ放題1980円コースでどうでしょう。そして、若い女性が・・・多かった。女性3人とかできてるなら、私たちと一緒に食べてくれれば、3:3で、楽しいだろうに・・・。
あぁ、そうか。うちら年齢高いからねぇ。お呼びでないか。そうですか。残念。
P.S.2
先日、魚偏に探=ニモという面白い飲み屋の写真を掲載した。
いわれてみると、「ニモ」ってみたっけか・・・みてなかったっけか。
そう思い、Tsutayaでレンタルを久々にしてみた。が、ライブ前で観る時間が・・・捻出しないとない。まいったなぁ。とかいいつつ、一緒に借りた「オーケストラ」というのを観ちゃった(笑)だから、新曲「祈り」が朝の3時半までかかっちゃったのだ。MHFもちょっとやっちゃったし。
P.S.3
映画「オーケストラ」
これは偽のぼりしょい交響楽団の話。(うわぁ、ざっくり)
派手ではないけど、音楽してる人なら面白いのではなかろうか。
そして・・・・チャイコフスキーさんの「ヴァイオリン協奏曲」
美しい。身体の底から震えがくる。なんだろうこの感動は。映像なのに。
一昨年の4月に、有楽町の国際フォーラムであったオーケストラのときもこれ演奏してたのかな?そのときはあまり感動しなかったのに。違う曲だったのかもしれないけど。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲って、いくつあるんだろう。今日は調べないぞぉ!これはまた聴きにいきたい一つになった。
・ホルスト「惑星」の木星
・ドボドボの「新世界」
・チャイチャイの「ヴァイオリン協奏曲」
派手さがないかわりに、最後の15分のこの曲にのせたカメラワーク、構成が見事。
(だから、朝3時半まで・・・もうぃぃ)
P.S.4
飲みながら話していたら、
・新大久保の韓国料理
・JRA競馬をみにいく
・もう一回「六蔵」いく
などと、もう次回どれにしようかという話になっていた。幹事は私じゃない。私もなんか企画ださなければ・・・と思いつつ、全部いってからでいいかと(笑)超・人任せ。MHFの話から恋話まで・・・とマニアックなのか普通なのか自分たちではわからないけれど、結局「コイバナ」はいつももりあがらない私の周りの独身者たち。世の中の独身女性たちにいいたい。GAYOとつきあえる私の友達たちは、GAYOの3.2倍は「いい人、優しい人」です。優しいだけじゃ物足りないという人はお呼びでないけれど、長くいるなら、結局そこが大事になるのではないかなと、私は(個人的意見ね)思います。私もいい人よ!っていう人がいたら、次回どうぞご参加を。(割り勘だけどね!)
P.S.5
それにしても、オーケストラという映画をみたあとに、一気に最後の追い込みで書き上げた「祈り」。まったく音楽影響されていないぞ。われながらすごいもんだ。そうなのよね、箏単体でできること、できないことはもうわかっているの。これからの箏の展望は、いろいろな楽器と音を出したときにはじめて、「無限の世界」が待っているの。コラボレートというと、音楽以外でもよくあるしやってきたけれど、純粋に音楽としてみれば、やはり音と音の接触によってさらなる次元へ昇華されていくのだと思う。そういう音を出す音楽家に出会えるのは、私の残りの人生の一番の望みであり、喜びだと思う。私はからないスタンスなのだけど、どうしても周りの人たちは、変わっていく。変わらないといっていても変わっていく。人の変遷をみてきた私としては、やっぱり哀しいものがあるね。だからこその「月」なのよね。いつも私をみてくれる。励ましてくれる。きっと月が瞬き1つする間が人の一生なのかもしれないね。自分が小さな生き物だということを自覚して、生かされているのだと理解して、その上で、今自分がしたいことをやっていこうと思う。いつまでも謙虚でありたい。(でもギャラはちゃんといただきますよ!)
そんな日曜日、どうぞゆるりとお過ごしください。
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