そうそう、言い訳癖のついてしまったGAYOさん。
昨日のブログでまた誤解されて、あとでいろいろいわれるの面倒なので、フォローを少し。
夢幻の出来がいいと書いたのは、最高の、すんごいものが出来上がったのではなく、当初予定していたリハーサル進行を大幅に繰り上げることができたということ。もっと時間がかかって大変だと予定していたということ。
もちろん、演奏者二人の練習と、音楽性があってこその、素敵な「夢幻」に仕上がるとは思いますが。
で、それが最高のものになったのかどうか、そのジャッジは、ぜひ羽田空港、または、熱海のコンサートにいらしてしてくださいな。
というわけで、練習以外にもやらないといけないことがた^-----くさんたまったGAYOさん。苦手な事務仕事も山積み・・・・。こまったもんだ。
朝8時台の東海道新幹線で東京へ向かう。
あ、まちがった。新幹線じゃないや、東海道線だ。
下手に座ったものだから、気づいたら東京だった・・・。
遠回りになってしまったよ。
というわけで、「朝帰り」
実は、昨夜徹夜。
陽介さんと、ウィーンの話、ヴァイオリンの話、組曲「夢幻」の話。そのほか朝までたくさんお話した。
おもしろかったのは、ヴァイオリニストの陽介さん。
組曲「夢幻」のCDきいてなかったのね。
あっはっは。
で、練習が一応仕上がったものだから、夜中から二人でききはじめた。
(井上さんの演奏)
そしたら、横で、感動してるんだもの。
「すごすぎるー」って。
私も、このレコーディングしてくれた井上さんはすごいと心から思うけどね。それを真横で、今週末一緒にやる人が感動している姿をみると・・・
えっと・・・・(あなたもすごいよ!)
複雑な心境だったよ(笑)
実は、組曲「夢幻」の第一楽章は、2つ音源がある。
作った直後に録音したもの=「Memory of Hungary」に収録=
それと、私がその3ヵ月後、少し改訂をして全曲録音したものと。
私はマイナーチェンジといっているのだけど、その音の変遷を彼に話をしたら、妙に感激していた。おもしろかったよ。
何も考えてないようで、私も考えて作っていたんだなと、自分で話しながら思い出した。
今度は、別のヴァイオリニストも興味をもってもらえた。
いつかその方ともやってみたい。
今年はこれから3回、この組曲「夢幻」を演奏する。
身近にヴァイオリンの名手がいないので、普段は演奏プログラムにいれていないのだけど、今、たまたまウィーンから陽介さんが帰ってきていたので、その3回をご一緒する。
男性でも、女性でも、私は気にしない(するわけもないし、する必要もない)ので、この曲やりたい方いたら、どんどん声をかけてほしい。
そして、他のDuoもかいていきたいので、私の楽器とかいてくれというのがあったら・・・オファーよろしく。
えっと、なんで自分からいかないかというとね、
楽器の名前と音がまだ一致していないから。あっはっは。
あぁ、フルートはわかってる。
11月3日に銀座でフルートとやるから。
たしか、ドからしか音がないと・・・・。
ヴァイオリンの4度上から。。。OKよ!
11月1日は、横浜でなんかのガラコンサートがあるらしく、そこでは・・・・あぁ、また楽器の名前忘れた。なんか・・・バスクラじゃなくて、パガニーニじゃなくて・・・・なんだっけ。
ホルンじゃなくて、、、なんかの管楽器の方のコンサートがある。
リハーサルが入らなければ、覗いてみおうかとは思っている。
昨年作ったこの組曲、きづいてみると、
2009年
7月「夢幻」作曲
8月「夢幻」レコーディング。
「夢幻」演奏x2回(東京・名古屋)
9月「現身」「邂逅」「悠劫」作曲(2、3、4楽章)
(組曲「夢幻」となる)
11月 レコーディング(全楽章)
2010年
3月 「悠劫」演奏(東京)
4月 組曲「夢幻」演奏(名古屋・東京)
5月 「夢幻」演奏(東京)
6月 「悠劫」演奏(東京)
10月「悠劫」演奏(東京)
そして、これからは、
10/23 組曲「夢幻」演奏(羽田空港)
10/24 組曲「夢幻」演奏(熱海)
11/3 「夢幻」「邂逅」演奏(銀座)
11/16 組曲「夢幻」演奏(東京)
年内までに
第一楽章「夢幻」9回
第二楽章「現身」5回
第三楽章「邂逅」6回
第四楽章「悠劫」8回
こんなデータがとれました。
作ったGAYOさんからいわせてもらえれば、
これは、4曲続けて演奏したいし、4曲続けて聴いていただきたい。
そんな演奏依頼もちらほらきているし、きてほしい・・・・もっともっと。
そして、いろいろなヴァイオリニストの方とやりたい。世界中の。
ウィーンでお会いした、レヴァンさん。超すごいヴァイオリニストだった・・・。2時間でこの曲全部やっちゃったものねぇ・・・。面白い面白いっていって。パガニーニとやらのピッチカートでパラパラ演奏する練習曲も、しゃべりながらツルッとやっていたし。彼ともやってみたいな。
16日にお会いした大貫さんともやってみたい。彼女もすごい上手だとおもう。思うといったら失礼だね。ごめんなさい。素敵な演奏家だと・・・おもわれ・・・あ、これも失礼か。だって、一緒にDuoしたことないのだもの。でもやってみたいヴァイオリニストであることはたしか。
あとはだれかなぁ。枝並さんも、機会あったら是非よろしくお願いしたい。
おお、おお、GAYOの妄想がはじまった。
今日は、東京にいるのだから、そんな妄想している時間はない。
さっさと・・・・住所録整理しましょう。11月17日のフライヤーが発送できないじゃないかー!
とにかくうれしい。
ほんとうにうれしい。
私の、自分の人生と魂を削って書いた作品だから。
書きあげたために、多くの誤解が生じ、そこから受けた代償はかなり大きなものとなったけれど、私は幸せだとおもう。音楽家として。
今日死んでしまうかもしれない、そんな思いで2009年から毎日過ごしている。というのは何度も書いてきているけど、それは多分これからずっと続いていく。悲観論ではなくて、生きている喜びにあふれているということ。
今日も生きていた。一日無事に過ごせた。明日もちゃんと目覚められるといいなと。あと何回演奏できるのかなと。
というわけで、いっておきたいことは、すぐにいっておいたほうがいいなというのが、いまのGAYOさん。だから、ついつい無駄に長くなるブログ。
さて、いいたいことは、結局これだ。
井上奈央子さん、
楢村海香さん、
秦野陽介さん
私の組曲「夢幻」を演奏してくれたこのお三方には、心から感謝しています。ありがとう。
11月17日のお喋りコンサート(ウィーン編)
ご予約ありがとうございます。
まだの方は、お早めに。
その前に、フライヤー早く発送しようよ、GAYO!
リハーサル続いていて、作業する時間がないんです!
(正直、いつ住所録整理するの?)
(正直、いつ切手・タックシール貼りするの?)
時間がない。
羽田空港で待ち時間が6時間あるので、そこで作業しようと・・・
思っているのは内緒。
午前11時からの演奏を聴きにきてくださる方いたら、手伝って!
・・・・なんてね。
手伝ってもらうには、切手をかってこないと・・・。
タックシール印刷しておかないと・・・。
っていうことは、やっぱり住所録整理しないと・・・・。
ふぅ。
ちがうちがう、そんなことをいいたかったわけじゃない。
11月17日ね、
チェロ:菅野太雅
ヴァイオリン:楢村海香
をお願いしていたの。
チェロの菅野さんには、「レクイエム」(Op.31-33)
ヴァイオリンの楢村さんには、「馬車」(Op.31-7)
あとは、ソロでがんばるわ!
とおもていたのだが、ウィーンでの譜面をみていたら、ヴァイオリン二重奏(箏ないやつ)が2曲あったのよ。子供たちのために書いたやつ。超短くて、超簡単であろう・・・作品。
「Stile Gumpoldskirchen」(Op.31-32)
「雪の妖精)(Op.31-33)
そんでそんで、そのウィーンのお部屋を貸してくださった秦野陽介さんが、日本にいるものだから、聴きにきて、こんさーと。とお願いしたのね。
OKもらえて、じゃ、くるついでに、ウィーンでの話し中心のコンサートだから、ウィーンの話一緒にしてくれない?とお願いしたのね。
シャイなヴァイオリニストなのは知っているけど、一人で話倒したら、演奏できなくなっちゃうじゃない?(え?大丈夫?そうだけどさ)
で、なんとかそれもOkもらえたの。
でも、考えてみて。ヴァイオリニストなわけだから、しかも持ち運び便利な楽器。これは、楽器ももってきてもらったらどうだろうかと思ったわけよ。
そういうわけで、出演者に
秦野陽介(ヴァイオリン)
急遽出演決定。
で、やっていただく曲は、そのヴァイオリンDuoを、楢村海香さんと。
よろしくねー、おふたりさん。
いい曲かどうか?しらない・・・。だって私はヴァイオリンもってないもの。音だしてないもの。書いただけだもの。
当日、お客さんと一緒に、楽しみにしています。音の修正しないよー・・。だって、箏はいってないし。当日いきなりドーンでいいじゃない?
だ、だめですか?そういうの。
そして、楢村さんとDuo「馬車」やるので、陽介さんとも何かやろうと、譜面を探していたら、あったあった。
「双重(ふたえ)」(Op.31-10)
またこれ、短い曲だった。
すぐおわっちゃうけど、このコンサートはそんな曲ばかり。
楽しみにしていてください。
ここまで長くブログ書けば、最後まで読む人も少ないでしょう。
こっそり「双重」の説明を。
これはね、12月4日に書きあげてます。ウィーンについてから11日目かな。そこらへん。もう寂しくて、孤独で。街を歩けば、なんか自分だけひとり、誰の目にも私は映っていない透明人間なんじゃないか?存在していていいのか?この世に。そんな思いではちきれそうだったころ。
手をつないで歩いているひとや、テーブルに向かい合わせに座ってコーヒー飲んでる人たちや。隣同士座って楽しげに肩寄せ合ってる姿。
すべてがまぶしく、うらやましく、そしてその反動で自分が孤独だと。
ま、そうなったらGAYOさん、お得意のアレですよ。アレ。
現実逃避。妄想の世界へ、JUMP!
(馬車という作品もそうだった)
(Duo作品ならさ、1人じゃないじゃない?演奏するの。だからそこにぬくもりを求めていたのかもしれない)
ヴァイオリンの登場。
ヴァイオリンと箏で楽しく音遊びしている妄想にはいったのだ!
こんな生活いいなと。こんな音の中で、人生ゆったりと歩いていきたいなと。まるで、「悠劫」状態を求めて・・・。
でも、一日一曲だし、すぐ暗く寒いウィーンに戻るし。
でもでも、あの(どの?)暖かいヴァイオリンの音色と、優しい(私の)箏の音色で、いつまでもいつまでも・・・・
みたいな。
そんな妄想の断片が、この曲です。
えっと、あくまで断片だからね。
音日記なもので、短いのです。あははのは。
そんなマニアックなコンサートです。
ちなみにですね、しばらくこんなコンサートやりません。
だって、お客さんついてこれないでしょう(笑)
はじめて来る人に申し訳ないじゃない・・・ですか。
GAYOさん、いつもこんなのやってるの?
っていわれちゃうの必然だから、何度もこうやってブログに書いてるの。
お願いです。お友達誘ってくる場合は、どうぞ・・・これが特別な、イレギュラーな、マニアックなコンサートだということ、それを説明しておいて、そして2月とか、はたまたその先のコンサートにもちゃんとつれてきてくださいね。
ふぅ。書きつかれた。では、住所録作業・・・・はいります。
GAYO