歯医者と陽だまり | Gayoのブログ

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なんと、二日連続で歯科医にいった。
私は朝の患者さんなのである。
昨日は、朝から携帯電話騒動だったけれど、本日は平穏。

ただ、4時ころに起きてしまったので、CHANGEという木村さんのドラマをみていたら、うっかりウトウトしてしまった。結局直前で少しあせってしまった。なんか昔の自分に後戻りしてる感じ。そのうち練習とかすっぽかすようなポカしたりして。気をつけねば。


このドラマだったかな、ケンカしたらよく話し合うようにというシーンが何度かでてきた。ふむふむ。私も同意見。意見が、考えが食い違ったらどうしますか?

相手に合わせる?


私は話し合うほうを選びます。
相手にうざいと思われようが、話し合う選択肢を間違いなく選びます。

では、なんのために話し合うのか?相手を理解するためというのは、よくいわれることだけれど、私は違う。相手と自分の違いを理解するため。自分と相手がどれだけ違う考えをもっているのかということがわかれば、すべての行動がかわってくる。


昨年の途中までは、ずっと「相互理解」の理念を信じて生きてきたけれど、今は違う。それよりもっと真理があることがわかった。根本違うものに対して、理解できるわけがない。どれだけ相手と違うのか、それを理解するのであって、相手の気持ちや相手の考えが理解できないことを理解した。


よく例えで話すのだけど、
「1+1=?」
ときかれたら、普通「2」と答えるでしょう?私もそう。

ところがね、立場かわれば、相手かわれば「1+1=3」の人もいるわけ。なんで「3」なのか?わからないでしょう?私もわからない。わからないことを考えてもわからない。そういうこと。

相手からみれば、逆に「1+1=2」なのに、なんで私が「3」と答えるの?と思ってるのでしょうね。そのくらいは想像ができる。想像力を少しでも働かせることができるのであれば、この話を理解してもらえるとおもう。


さて、もうひとつ勉強になったのが、この「話し合う」ということができない場合。自らが望んでも、相手に拒否された場合。さぁ、想像力を働かせてみよう。

どうしたらいいものか。私はそういう選択肢をとらないけれど、それを当たり前のようにとる相手だとどうしたらいいのか?


私は理解できなかった。残念ながら。そして理解できない相手を理解するのをやめました。自分とは違うということをしっかりと認識したときに、すべてが解決しました。

違いをちゃんと理解するまで、すごく時間がかかった気がする。それもまたよい人生勉強となった。



文章だから言葉足らずなところは申し訳ないです。何か質問あればメールでどうぞ(笑)


この違いを理解した次に何をするか。
どれだけ相手と違うのかと理解できたら、今度はそこの違いの認識の上で、ようやく妥協点を見つけ始めることができると思う。許せるところ、許せないところ。譲れるところ、譲れないところ。


先日の日記にも、「コミュニケーション」という課題を書いたけれど、2010年の私はこんな考えで生きている。人と違って当たり前。兄弟ですら考え違うのだから。こんな当たり前のことを認識した上で、いろいろな人とかかわっていきたいと思う。


もう自分には無理をしないということ。
相手に合わせるとか、きれいにみえるけど、結果が悲惨になる。



で、そんなことを考えつつウトウトしてしまい、あわてて歯医者に。
すぐそばの歯医者は、楽しい。正直、楽しい。朝の座談会・・・な感覚でいってしまう。あまりチョコチョコいってしまうと、もうチェックされることがなくなって、予約ができなくなってしまうかもしれない。

短い時間ではあるが、新しい息抜きのひとつを見つけたGAYOです。
(決して、歯医者マニアではありませんので)
(歯医者にいくというより、隣の部屋にいく感覚)



そして、長い一日が始まった。
今日の練習課題とは違う曲にはまってしまい、気づいたら夕方。そしてなぜかまた転寝していたらしい。電話で起きる。鳴らない電話が鳴ると、とびついて出てしまうのだけど、電話にでると、「あぁ、そうだ」と感じる。名前みなくても、かけてくる人・・・決まってるし。あっはっは。ほかにかけてくる人がいないこの状況が面白い。あ、いた。ひとりいた。昨日、歯医者さんがかけてくれたんだった。


そして夕飯は、いただいたカレーの残りを食す。ありがたや。
人の好意を遠慮なくいただいている最近です。感謝感謝。

みなさんへのお礼は、演奏でお返しします。
4月の名古屋・東京は、どうぞお楽しみに。
気づいたのだけど、ここでやる3曲は、全部Op.30番以降の新作ですね。
これもまた珍しい。私の新作発表会になった感あり。感謝。

5月は、Mixです。こちらもぜひどうぞ。


タイトルの「陽だまり」とは何か。
今日は気温が低かったけれど、日差しがやわらかかった。私の好きな日差しだった。生命尽きるときは、こういう陽だまりの中で逝きたい。それまでの人生に感謝しつつ、笑顔で。そのときまでには、歯医者さんに「こなくていい」といわれるようにしておこう(決意)


Gayo