まず最初に、2009年をふりかえってみたいと思います。
「2009年」この年は私の音楽人生にとって、メモリアルな年になることでしょう。
音楽への情熱というものを再認識できた年です。今気づいてよかった。
これが本音です。
ハンガリー公演、北海道ドーム、凱旋コンサートと大きな音楽イベントが続き、そして作曲のほうでも、組曲「夢幻」が完成し、小さな作品集「Viennaによせる33のエスキス」(仮題)も初稿が完成しました。演奏と作曲、もちろん同時進行は難しいものがありますが、それぞれに時期をわけて集中できたと思います。
これは、今年いきなりというより、この10年間の集大成なのかもしれません。
大きく言えば、この40年間の集大成なのでしょうね。
新しい年に向かうにあたり、私はオフィシャルな部分も、プライベートの部分もじっくりみすえ、自分が何をやりたいのか、どうしたいのか、これから5年後、10年後を考えて、大きく変化をしました。よい悪いのはなしではなくて、自分がどうしたいのか。それにつきます。
音楽・・・というより、箏人生なのはもうみなさんご存知のとおり。
一番がKotoということに立ち戻り、じっくり考えました。考えてきた結果が2009年に出たということです。
そういう素敵な転機の2009年。みなさんにお会いできたこと、演奏をきいてもらえたこと、私の生んだ作品たちを楽しんでもらえたこと、感謝いたします。ありがとうございました。
そして、やってきました。2010年。
今年は、何をしたいのか。今年は走っていきたいです。
自分のできる限界はないと思っているので、私にチャレンジさせるようなことをどんどんやっていきたいです。
演奏のほうも更にパワーアップしていきたいですし、作曲のほうは、そうですね、録音されていない曲にもどんどんチャレンジしていきたいです。
ここ2年間、チェロとピアノとKotoの三重奏でしたが、これからは機会があるごとにヴァイオリンも加えていきたいなと思います。
もちろん、アコースティックバンドも機会を作ってやってみたいし、シンセサイザーとのDuoも楽しいですし、演奏の機会が増えればいろいろなことにもチャレンジできるのかなと思っています。
とにかく前を向いていこう、それが今年の抱負です。
これから10年間が勝負です。
応援どうぞよろしくお願いします
GAYO