発熱は続くよ・・・ | kotou-ramuのブログ

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狭い範囲で暮らす kotou-ramu が 思いついたことを ふわっと 書いています。

病院のホームページを確かめて、スマホのデジタル時計を確認しつつ、家の電話子機に登録した番号を表示して、08:29:58発信ボタンを押す。

 

着信通話。

 

「金曜日に電話したら、月曜日の発熱外来予約に電話するように言われたんですが?」

 

『わかりました。・・・』

『9時過ぎにスタッフが来るので、それ以降に折り返しの電話をいたします。そこで時間などの予約を行います。しばらくお待ちください。』

 

え?予約の予約な電話なわけ?

 

まぁ。仕方ないので待つ。

 

結果、10時の予約が取れた。

 

私は金曜日の電話の時も、発熱外来予約の電話の時も「コロナとインフルエンザはどちらも陰性です。」と伝えてある。

 

なのでもちろん、PCR検査とかはパスなのだ。

 

言われた通りに病院に入り、言われた通りに一番奥にある発熱外来患者受付に行き。

 

隔離スペースで待った。

 

病院について15分ほどたったころのこと、『コロナもインフルエンザも陰性だそうなので、普通の内科で受診できます。Aの受付窓口に行ってください。』

 

入口からすぐのところにある窓口まで戻される。

 

内科に呼ばれ、これこれしかじかと説明するのはしんどいので、あらかじめ作成した表を基に問診にこたえる。

 

縦軸に時系列、横軸に 出来事、その日のMAX発熱、症状をEXCELで作成して持って行った。

 

訳の分からない謎熱の時も口頭で説明すると、私の報告能力が低いのか、先生の寄り添う心が狭いのか、意思の疎通が壊滅的で受診が滞ると実証済み。

 

昨日、今日の発症でない限り、表にして渡すのが一番手っ取り早い。

 

内科の先生曰く『喘息発作起きてつらそうなので、ネブライザーかけましょう。血液検査と肺のレントゲンしたら、また来てください。』

 

と言うわけで、あっちの採血室、むこうの処置室(しばらく待たされた挙句レントゲンが先だって)こっちのレントゲン室、また戻って向こうの処置室と歩き回らされる。

 

発熱中の病人で、杖を突いてるのに、動線も何もあったもんじゃない。

 

足腰のダメージ、痛くてつらい。

 

ゴリゴリと体力を削られつつ、内科の前でしばし待つ。

 

呼ばれる。

 

『溶連菌とかヘルパンギーナとか疑っていたようですが、血液検査の結果から、菌よりもウィルスのせいだと思われます。なので、そちら系の抗生物質出しますね。』

 

「はい。」

 

『肺のレントゲンは上の方はきれいに黒いですが、下の方が若干もやってます。ただ、脂肪が多くてこういう影になることもあるので、今までの肺のレントゲンがないから判断つきません。』

 

「はい。」

 

『それより、喘息の方が危険です。吸入薬は持ってますか?』

 

「あります。頓服として使うことが多いです。」

 

『いいえ、朝夕の2吸入で予防して、なおかつ症状がひどい時にこその頓服です。ちゃんと吸入してくださいね。』

 

「気を付けます。」

 

診察は終了した。

 

かかりつけ薬局に寄ると『この薬は入ってこないので、受診した病院の近くの薬局へ行ってみてください。』と返される。

 

たまに行く別の薬局へ行き説明する。

 

『本当にこの薬は入荷しづらいんです。うちにはありましたけど。』

 

「じゃ、こちらに来てラッキーですね。」

 

思わずサムズアップする。

 

ほんの一瞬引きそうになり、ぐっと戻ってきた薬剤師のお兄さんが『ええ、そうですね。』と答えた。

 

抗生物質を飲んだとて、即効性がある訳でもなく、毎日、38度を超える発熱は続く。

 

発熱8日間。

 

ささやかにほくそ笑むのは、毎日乗る体重測定。

 

「ふふふ、2キロ減った」

 

旦那曰く「そんなもん半日で戻るだろ」

 

腹が立つので、熱が下がって2日間はキープしてやろう!!!!

 

何の病気か確定診断のつかない呪いは健在である。

 

今回も具体的な病名を知ることなく、なんとなく7日分の薬がだされて終わった。

 

な~ん?それっ!!!