ロコモティブ症候群ってヤツ? | kotou-ramuのブログ

kotou-ramuのブログ

狭い範囲で暮らす kotou-ramu が 思いついたことを ふわっと 書いています。

感染症がこわくて、引きこもり気味の生活を続けること数年。

年齢の上昇とともに反比例する筋肉量ではあるものの、その減少率が半端ない。

そんな生活していたので、それなりの筋肉でカバーしていた弱点が次々と露呈する。

 

先天性骨盤形成不全。

 

産まれつき骨盤の形成がよろしくないので、骨盤と大腿骨のかみ合わせが良くない。

大学病院での検査で、大腿骨のてっぺんを覆うようにあるはずの骨盤が六割しかかぶさっていないといわれている。

正常な骨盤だと、一番出っ張っているところが体の横にあるが、私の骨盤は、体育の時に言われた「小さく前へならい」的に腹部前方にある感じなのだ。

 

若いうちは、腰回りを支える筋肉もあり、全く気が付かなかった。

色々あっても、そこそこ動く生活をしているときには、痛むこともあるけど、生活に支障はないくらいの症状だった。

 

ここ、1年半ほど頻発する、突発で37度以上の発熱と頭痛があり、引きこもりだけではなく、横になって休むことが多くなった。

大学病院で血液培養検査とかMRIとかCTとか色々やって「何でもないです。」と言われたので、対症療法として、解熱鎮痛剤を飲み、横になって休む以外に手もなかった。

 

そんな風に過ごしていれば、体はどんどん筋肉量を失い、いよいよ支えきれなくなった股関節がどうにも痛くて歩くことも大変になった。

ロコモティブ症候群ってヤツ?

 

外出時には杖が必要になった。

うっかり変な角度で足をつくと、股関節に激痛がはしり、ガクッとちからが入らずに転びそうになる。

歩けないわけではないが、名実ともに『転ばぬ先の杖』をついて歩くことになった。

右の股関節が痛むので、右手で杖を持ち、右足を着地するのと同時に杖を地面につける。

 

特に、何かをもって重量がかかるときほど、杖が必要になる。

なので、買い出しのたびに右手に杖、左手に荷物を持つことになる。

引きこもりで寝ていた体で、左右の腕からも筋肉は減少している。

もちろん、ちょっと買い物に出かけるだけで、両腕が筋肉痛になる。

さらに、杖を突くことで、体のバランスがゆがむから、腰とか背中とかお尻とか、やっぱり筋肉が落ちた体中が悲鳴を上げる。

 

強風が吹いたり、雨が降ったりすると外出もままならない。

ネットスーパーとか宅配サービスとか、便利な世の中なので生活はできるけど、それに頼ると、ますます、動かないので筋肉が減る。

 

いっとき、自分の中に若干の鬱傾向を感じて、これはヤバいと冷や汗をかく。

 

昔見た、健康番組だか、健康雑誌だかに「骨や筋肉に刺激があると、やる気が出る。」と言う情報があった。

このところ、やめていた「脚のEMS」を引っ張り出して、前のように入浴後に使う。

気は心』ではあるが、なんでも前向きにやってみる。

 

で?

 

1週間続けてみて、心持ち、ほんのちょっとだけど、股関節の痛む感じが減ってる気がする。

信じる者は救われる。

 

「きっと効いてる」

 

「続けることで効果が得られる」

 

前向きに今日もビリビリとEMSで足の筋肉を刺激する。