うさぎ要介護 | kotou-ramuのブログ

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狭い範囲で暮らす kotou-ramu が 思いついたことを ふわっと 書いています。

2011年10月生まれの三代目うさぎは老齢である。

 

今年の秋で満12歳。

 

ペットショップで扱われいるウサギは、もともと野生の穴ウサギをペット用に品種改良して、さらに、個々の特徴を際立たせるように交配されてきたという。

 

なので、習性は穴ウサギに準ずる。

 

穴ウサギと言う通り、地下に穴を掘って住みかとする。

 

アリの巣と同じように、掘った穴には用途別の個室があり、子育てのため、排尿排便のため、区別してあるという。

 

その習性があるので、ウサギは犬と違って、トイレを決めてわかるようにしておけば、勝手にそこで排泄をする。

 

それが当たり前の日常だった。

 

ウサギの習性と言えば、孫に「残念な動物図鑑で、ウサギはフンを食べるって書いてあったよ。」と言われた。

 

いわゆるコロコロした固い糞と、盲腸便と言われる柔らかい糞を排泄する。

 

盲腸便は食べた食物繊維を盲腸で消化しやすく栄養価を高めてから排泄後、体に取り込むウサギにとっては絶対不可欠な習性だ。

 

思えば、一代目うさぎが10年目で亡くなる少し前から、盲腸便がはりつきおしりが汚れていて、よく洗ってやった。

 

三代目は短毛種なので、一代目ほど汚れてはいないが、足元に転がる盲腸便を取り除かないと、足裏にはりつく。

 

最近ではトイレに上がったとたんに、足元が怪しくなりすっ転ぶ。

 

上がることも面倒なのか、ケージのそこかしこで糞尿をばらまくので、気が付くと拭いてやるが、追い付かない。

 

あまりとりたくない手段だけれど、仕方なく、キッチンのシンクでおしりや足を洗う。

 

毛並みがあるのでわかりにくいが、抱き上げてみると明らかに骨ばっていて、更に抵抗する力も弱い。

 

しみじみと三代目うさぎの老いを感じる。

 

前足の踏ん張りがきかずに、後ろ足で体や耳をかきたいのに、どてっと横倒しになる。

 

大好きなバナナも前みたいに先端3センチ与えたらすぐにおなかを壊す。

 

平均的に寿命が10年。

 

12年目も後半の三代目うさぎは、いつ身罷ってもおかしくない老齢なのだ。

 

ウサギの年齢表をネットで探すと、10年で90歳から92歳、10年6カ月で94歳から96歳だという。

 

半年で4歳年を取るとして、11歳9カ月、100歳越えの三代目うさぎである。

 

足元がおぼつかなくて、すぐにおなかをこわして、毎日涙目で目元の毛も薄くなって、目やにがついてて、上手に換毛期をしのげずに毛玉をつけている。

 

100歳以上だもの、最後まで元気に生きてもらうには、介護もお世話も必要よね。