更年期で睡眠が安定しなくなって早五年。
早くて午前2時、遅いときには午前4時過ぎに床に就く。
平日毎日早朝におにぎりを作るので、起床時刻が午前5時。
午前4時55分に1度目のアラームを鳴らし、5分後に鳴る2度目のアラームで起き出す。
起床時刻は旦那の仕事のあるなしで変わるので、どうしても規則正しい就寝起床とは行かない。
週末の台風予報で、土曜日の仕事が休みになり、旦那が夜更かししていた。
こちとら、早起きだったのでこらえきれずに、夕方に寝落ちした分でもまかなえない睡眠不足で、旦那が晩酌している間に2度目の寝落ち。
気がつけば午前1時。
ぼんやりしながら翌日の分の米をとぎ、風呂を沸かす。
風呂が沸くまでとパソコンの前に座ると、落ち着いた腰が上がらない。
そろそろ風呂に入らねばと思っていたら、スマホが震える。
思わず時計を見ると午前2時。
「あ、起きてたんだ?」
週末が誕生日でいよいよ三十路になる息子が、ほろ酔い気分でヘラヘラとしている。
独身の息子は私たち両親の誕生日には必ず駆けつけ、デリバリーのお寿司をごちそうしてくれる。
なので、息子の誕生日には実家に来て貰って、デリバリーのお寿司をごちそうする。
週中に「週末は台風みたいだけど、こっちに来られそうかしら?」とLINEを入れて置いた。
それに対するAnswerなのだろう。
「土曜日は台風みたいで朝から降るってね?だったら今から支度して行こうかな?」
金曜日の夜というか、土曜日の未明のことである。
「いいんじゃ無いの。風呂入ろうかと思ってたけど、入らずに待ってるからおいで。」
情報系の仕事をしている息子は、夜勤もあるし、生活時間がまちまちで、これまたやっぱり深夜に起きていることもしょっちゅう。
だから、午前2時に電話のやりとりをすることもよくある。
電話を切って、ネットマンガを読みつつ、息子を待つ。
午前3時息子到着。
「取り合えずシャワー浴びれば?」
息子が出たら入浴しようと、マンガを読んで待つ。
シャワーから上がった息子が椅子に掛けて話し出したので、話し込む。
「スイッチ持ってきたから、明日の夜にでも桃鉄やろうよ。」などと息子からのお誘い。
「5時過ぎたから、そろそろ寝たら?」
話が一段落したので、就寝を促す。
午前5時過ぎ入浴して、いつものルーティン、フェイスパックを貼りながら、脚とお腹にEMSをかける。
15分×3カ所で45分。
やっと居間に敷いた布団にたどり着いたときには、すでに旦那が起き出してきたので、寝るに寝られず。
不本意ながら徹夜になった。
もちろん、このまま夜まで持つわけも無く、朝食後、図らずも寝落ちする。
昼の12時を回ったくらいに気がつき、慌てて洗濯物を干す。
私的にはほんのさっき朝食だった感覚だけど、旦那の昼飯時なので、食事の支度をする。
私が寝ている間の息子はブランチしたので、旦那と二人だけで昼食をとって、やっぱり、食後に寝落ちする。
普段からの睡眠不足も、細切れに寝ることで解消していた。
いつもと大して変わらないつもりだけど、お布団で寝る、たった2時間程度のメインの就寝が飛んだだけで、あらがえないほどの睡魔に襲われる。
結局、細切れ2時間ほど寝た。
息子がいるので、旦那がいつもよりも夜更かし晩酌していたので、22時にようやく寝てくれた。
もちろん約束通り、息子と桃鉄を楽しむ。
「あんまり遅くならないように3年で、」と息子がセットする。
任天堂スイッチははじめて触るので、コントローラーの扱いにもたつき、ゲーム終了したのが23時半だった。
長いような短いような土曜日を過ごした。
息子のリクエストに応えて、ゲームの後に、タロットリーディングをした。
仕事と恋愛。
・・・息子よ、ソレを占って出た諸々を、母はとっても心配になるんだけどね。
占いが済む頃には日付も変わり、息子のお誕生日。
今回は買い物にも出られず、プレゼントも用意出来なかったけど、私の占いで、思うところの行き先が見えたらしく、満足げだったのでよしとしよう。