最近の自動車はエントリーキーと言って、持っているだけで、ドアのロックが開いたり、ボタンを押したら施錠されたりするリモコンタイプの鍵を採用している。
2002年に住み始めた我が家の玄関ドアも、このエントリーキータイプで、ボタン電池の入ったスイッチといわゆる鍵穴に刺す普通の鍵の両方がセットになっていた。
最初は普通の鍵が3つとエントリーキーが一つを渡されたので、旦那にエントリーキーを持たせていた。
仕様説明書を読むと、エントリーキーの追加が出来ると言うことで、ネットショップで探して購入した。
私は「お前はパチンコ屋の店員か!」と弟に突っ込まれて
???
何のことかと思ったけど、必要な鍵を伸び縮みするキーホルダーでズボンのベルト通しにナスカンで付けて歩いていたので、どうやらパチンコ店の店員が鍵束を制服にぶら下げているようだと揶揄されたらしい。
こんな風に鍵を持って歩く習慣があるので、私が持っている鍵やエントリーキーを紛失したことが一度も無い。
ところが、大抵ズボンのポケットに放り込んで歩く旦那は、時々鍵を出し忘れて、探し回ることがある。
運良く、吊り下げて置いたズボンのポケットから出てくることもあるが、洗い上がった洗濯機の中から無残な状態ででてくることもある。
先週末も超久しぶりに仕事に出かけた旦那が、作業着のポケットにエントリーキーを入れっぱなしで洗濯カゴへ投入した。
このところ、そんなことが無かったので、ポケットを確認せずに洗濯機を回して、エントリーキーが壊れた。
外側のプラスチックが割れて、しっかりとネジを止めることが出来ずに、パカパカと開いてしまう。
しばらく放置して、乾燥した内部の電子部品はちゃんと通電して使えるようだ。
数年前にエントリーキーの外側だけを購入できることを知って、何度か買い直していたので、いつものネットショップで探すと、ケースのみの販売が終了していた。
本体ごと買うと1万円弱、ケースのみだとその半分くらい。
私のエントリーキーは経年劣化でプラスチックが割れて、ネジが止まらないので、布でカバーを作ってかぶせて使っている。
なので、今回は旦那のヤツもカバーで済ませることにした。
はかなくなったストレッチジーンズを解体してバッグを作るときに出たハギレがあったので、それを手縫いで作った。
本体入りで買ったら1万円、ケースのみを買ったら5千円、ハギレに手間をかけたら0円。
お仕事がなく日がなジグソーパズルをする日々の旦那も納得したので、本体が壊れるまでは、これで乗り切ってもらう。