コロッケ18コ | kotou-ramuのブログ

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狭い範囲で暮らす kotou-ramu が 思いついたことを ふわっと 書いています。

最後に作ったのは十数年前のこと。

 

息子三人が未だ居た頃、ジャガイモ10個で大量のポテトコロッケを作ったものだった。

 

大鍋でジャガイモをゆがいて、熱々のうちに皮をむく。

 

荒く潰して、炒めたミンチとタマネギを混ぜて、少し休ませてなじんだら、丸くして、小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げる。

 

ポテトサラダにしても、ポテトコロッケにしても、工程がたくさんある割には地味な料理だったりする。

 

ジャガイモ10個だと、大体40個くらいのコロッケになる。

 

5人家族だから一人あたり8個だけど、食べ盛りの子供たちには、持って食事2回分にしかならなかった。

 

挽肉の安売りがあったので、買ってきて、旦那に聞いた。

 

「挽肉買ったんだけど、ハンバーグにする?コロッケにする?」

 

「じゃぁ、コロッケ。」

 

お里帰りの息子が居るので、大人三人分。

 

男爵2個とメークイン3個でジャガイモが7~800g。

 

男爵はゴロゴロタイプに超荒く潰して食感を楽しみ、メークインは粘り気があるのでミンチとタマネギがなじんで形が崩れにくくなる。

 

隠し味というか、コクと柔らかさを出すために、生クリームを入れる。

 

味付けはミンチとタマネギを炒めるときに塩とこしょうを入れてある。

 

全部混ぜて、休ませる。

 

我が家の定番アイスクリームディッシャーで、同じサイズのコロッケ種を小麦粉を敷いたトレーに落として、形を整える。

 

溶き卵にくぐらせて、パン粉をつけたら、油の中に投入。

 

我が家の揚げ物は30センチの中華フライパンで揚げるので、一度に6個ずつはいる。

 

ちょうど3回で揚げあがったので、18個できた。

 

揚げたては、加えた生クリームの効果でメークインのねっとり感にクリーミーさがプラスされている。

 

パン粉がカリッと揚がっていて、外はカリッと、中はしっとりクリーミー。

 

上出来、上出来。

 

仕事帰りの息子に「挽肉買ったからコロッケにしたよ。」と出したら「メンチって選択肢はなかったの?」と聞かれた。

 

メンチって、ハンバーグの種にパン粉つけて揚げるイメージだけど、まとめづらいし、一歩間違うと油の中でばらけて悲惨になる。

 

だから大きな声で言ってやった「無い!」

 

今回のコロッケは挽肉とタマネギ:ジャガイモが5:5くらいなのだから、コロッケにしては肉肉しいはず。

 

私は美味しく頂いたのよ。