負の連鎖 | kotou-ramuのブログ

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狭い範囲で暮らす kotou-ramu が 思いついたことを ふわっと 書いています。

私は魔女に育てられた、魔女は毎日呪いの呪文をとなえてくる。

『なんてこと、言う事が聞けないなら今夜殺してやる』
『なんでお前が生まれてきたのかわからない』

魔女の呪いは、私の心に大きな傷を負わせた。
魔女は、聖母の仮面で暮らしていた。

そんな魔女からようやく逃げ出せたのは18の時。

そして20の時、白馬の王に化けた悪魔にとついだ。

幼子に躾けと言っては手を挙げ、怪我を負わせる。

悪魔は毎日呪文を唱える。

『誰のおかげで飯が食える』
『食わせてやってるんだから、俺が何をしようとも勝手だろ』
『役立たず、ごくつぶし』
『出て行け、消えろ、死ね』

悪魔もまた、外面良く仮面をかぶって暮らしている。

悪魔に育てられた子供はやはり心に傷を負い、呪いにうなされながらのたうっている。

魔女も悪魔も、やっぱり魔女や悪魔に育てられたのだろうか?

ならば、私も魔女だろうか?