映画『私の人生なのに』撮影秘話1 | 奇跡の脊髄

奇跡の脊髄

脊髄損傷。立つ、歩く。奇跡のゴールを目指して、現在、過去に行ったトレーニングなどを紹介していきます。

 

映画も公開まで、あと10日。

私の通うトレーニングジム、J-Workoutも映画に全面協力しています。

なんと! 映画の中でクライアントが歩いたり、喋ったり、演技をしたりしているんです。

私は映画に出演しているだけではなく、脚本協力もさせていただきました。

さらに、知英さんの車椅子指導と脊髄損傷現場考証という立派な肩書で、

現場同行もさせていただきました。

 

ということで、今日から数回にわたり、現場の撮影秘話などをブログでアップして、

映画公開まで、勝手に盛り上げていこうと思います!

 

 

 

作品のポスター、バックの空とタイトルのブルーが爽やかです。

ポスターでちょっとした存在。

車椅子についたパンダが気になりますね。

知英さんもツィッターで

「瑞穂もきっとパンダ好きだったんだろうなー🐼」と呟いています。

 

知英ツイッターより拝借

 

実はこれ私の私物でして、夜に出歩くときに車椅子につけている動物ライト。

撮影時「車椅子につけるライトが欲しい」ということで持参したモノ。

選べるようにブタとパンダを持って行ったところ、

知英さんは、「うーん」と少し考えてパンダを選びました。

後で知英さんがパンダ好きだと知りました。

それなのに、撮影現場ですぐにパンダを選ばなかったのは、

『瑞穂なら、……』と役に入り込んで考えていたのだと思いました。

 

パンダのライトは撮影本番中でも知英さんは、ちゃんと点けていたようです。

(ご本人がおっしゃってました)

映画で点滅していたら、知英さんが点けたものだと思ってください。

手元に戻ってきたときは電池切れだったので、

夜のシーンでは常に点けていたのではないかと予想できました。

 

そして、……手元に戻ったパンダに異変が!!

パンダに付いてる尻尾が……な、なかった。笑

「現場で〇督がブルンブルン振り回していたら、尻尾が取れた……」

手元に帰ってきたときにスタッフから伺いました。

現場での様子を想像すると笑ってしまいました。尻尾が取れたパンダも記念です。

と、こんな秘話まで書いたところで、今日はひとまず終わりにします。

 

私の部屋にいるパンダは実用できず、今はただの置物になっております。

(〇督~シッポ、まだ持っていたら、返してくださいっ!!)

撮影で使う小物は使えない状態になると大変なので、

同じ物をいくつか用意する時もあるようです。

でもパンダライトは一つしかなかったので、尻尾が取れても使われ続け、

撮影が終わるたび大切に保管したとか。