奇跡の脊髄

脊髄損傷。立つ、歩く。奇跡のゴールを目指して、現在、過去に行ったトレーニングなどを紹介していきます。


テーマ:

生きる

 

「もっと生きたかった」

10年前、車いす仲間の男性が病院のベッドでこう言いながら亡くなった。

58歳だった。

初孫が生まれ、頬をすり寄せ抱きしめた男性の姿は今でも目に焼き付いている。

車いすにならなかったら、もっと生きられたかもしれない。

そう思った。

 

病に侵された体で、ひとりで車を運転して車いすの仲間たちに会いに来てくれた。

同じ障害を負った仲間に、いろんな助言をしてくれた。

ひとつひとつの言葉が心に響いた。

男性の死は、自分の人生と向き合うきっかけとなった。

 

わたしは、あと、何日生きられるのだろうか。

 

脊損の人の寿命は一般の寿命より10年短いって言われているんだよ。

担当医から聞いた言葉が男性の死と重なった。

日本人女性の寿命が88歳としたら、脊損の寿命は78歳。

そこから健康で生きられる寿命を考えると68歳。

とすると、

わたしがこの世に存在する日数、25000日。

 

車いすになったばかりの時は、諦めてばかりいたけど、

ひとつだけ思い通りにならないものがあった。

それは自分の命だった。

生かされている命。

 

だったら、めいいっぱい「生きる」ことを目標にしようと思った。

「生きる」を目標にしたら、残りの人生、諦めるより楽しみたくなった。

再歩行も夢も好きなことも、めいいっぱいやろうと思えるようになった。

 

               今日もマルという日は人生そんなにないから面白い

 

でも、ときどき、落ち込む日もある。

そんな日は、前に進むための休息だと思っている。

山あり谷あり。

どちらも、わたしにとって、めいいっぱい生きた1日でもあるから。

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