ピッコリヒストリー8 九官鳥の思い出 | バードショップ・ピッコリアニマーリ店長日記

バードショップ・ピッコリアニマーリ店長日記

2015年3月、東京都狛江市から東京都国分寺市に移転しました。
JR国分寺駅南口より徒歩6分くらい。
小高い丘の住宅街にある小さな小鳥専門バードショップです。
東京都国分寺市南町2-7-17 モーガンハウス
営業時間 11:00 〜 19:00
定休日 水曜日・木曜日   

<台風接近に伴う、9日(木)の営業につきまして>

9日(木)は、安全性を確保しながら、通常営業を予定しております。

風の影響をみながら、表扉を半分閉めて営業する場合もございますので、

どうかご了承くださいませ。

午前中はまだ雨風の影響あると思いますので、ご来店につきましては、どうか決してご無理のないよう、

お願い申し上げます。

 

 

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こんにちは。

 

もう30度以上の気温が当たり前のようになってしまって、

ちょっとはこの気温にも体が慣れてきたのか、それともあきらめたのか、

普通に感じるようになってきたけれど、でもこれってまずいのかな。

水分をこまめに、また塩分サプリもちゃんと摂取しましょうね。

 

さて前回のピッコリヒストリーでは急遽店舗をまかされて、あたふたしている

様子をお話ししましたが、ちょうどそのころのお店で人気のあった小鳥さんたちは

どんな種類の子達がいたかお話ししますね。

 

私が配属されたお店には、セキセイインコ、コザクラインコ、ボタンインコ、

文鳥、十姉妹、キンカチョウ、カナリヤ、オカメインコなどなど。

特にカナリヤは赤カナリヤ、レモンカナリヤ、リザードカナリヤ、巻毛カナリヤ、ローラカナリヤと

種類も豊富にいましたね。

そして現在ではめっきり見かけることがなくなった”九官鳥”がおりました。

 

九官鳥(”きゅうかんちょう”と読みます)

このブログを見てくださっている方はもうご存知かと思いますが、

今の小・中学生さんくらいのみんなは見たことないって子もいるのかなあ。

 

 

 

         

 

ちょっとカラスを小さくした様な、アタマから尻尾まで大体30センチくらいかな。

体は真っ黒な羽根で覆われています。真っ黒といってもとても艶のある美しい黒という感じ。

オレンジ色のくちばしと足、そして首回りの黄色いヒダが特長です。

 

ちょっと臆病というか、びっくりしやすい子が多かった様に記憶しています。

とにかく賢い子が多くって、人の顔もちゃんと見分けていたし、何よりおしゃべりが

得意でしたね。

自分の名前はもちろん、ちょっと長い言葉も真似したり。

 

そして放鳥中にちょっと目を離すと、咥えられるものはなんでも咥えてどこかに運んでいましたね。

やんちゃでイタズラ好きのイメージでした。

九官鳥って雌雄の判別ができなかったのですが、当時はよく喋る子が男の子。

全く何も言わない子が女の子なのかなあと思っていました。

最近では繁殖に成功しているケースもあるようですね。

 

 

 

食事も九官鳥専用のフードが販売されていました。

マイナーフードといって、見た目はドックフードの様な緑色の乾燥した粒なんですけど、

それを水でふやかし、柔らかくしてから与えていました。

大人の九官鳥はもちろん自分でついばんで食べてくれますが、

お店にやってくる子たちはヒナの状態できますから、さし餌をします。

 

セキセイインコのおチビちゃんにはスプーンで、文鳥には専用スポイドで

専用の雛フードを与えますが、九官鳥のおチビちゃんには器具は不要です。

お腹が空いてくると、大きく口を開けてきますのでその口の中に

ふやかした九官鳥専用フードを一粒ずつ入れてあげます。

最初の2〜3粒は、ものすごくお腹が空いているのか、勢い指ごと飲み込んでくるんです。

1回に10粒近く食べていたかなー

 

 

そして九官鳥には専用のケージが用意されています。

PQカゴといいます。

奥行き50センチ、高さが40センチくらいある大きめのケージですね。

止まり木以外は網の部分も含めて全てプラスチック製です。

餌入れ、水入れは陶器製のものを設置します。

 

 

 

プラスチック素材にも意味があったようで、あの九官鳥の黒艶の美しい羽に負担がかからないように

とのことでのプラスチックだったのではないかと思います。

プラスチックなんで、長年日光に当たっていると劣化も金属製のケージよりも早かったですね。

特に劣化してくると網の部分が割と折れやすいんですよね。

お客様がこれで3台目だよ〜ってケージを注文してくれていましたっけ。(なぜか嬉しそうな顔してた)

 

そして、九官鳥は小さい時からお世話をしてくれたスタッフに、他の小鳥に比べてもベッタリ慣れてきてくれる子が多くって、当然情も湧いてしまうわけで、お迎えが決まった仔とお客様の前で大泣きしていたスタッフもいたっけなー

接客上はマズイことですが、、、わかる気もします。

 

小鳥のこといろいろ勉強し始めたころの、いろんな意味で一番インパクトのある鳥でした。

 

《早瀬川 智》

 

 

 

 

 

 

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<ピッコリアニマーリ実店舗への行き方>

 

中央線・国分寺駅より徒歩6分。

 

大きな改札を出ると、左が北口・右が南口にわかれます。

 

「南口」方面にでますと、ロータリーがあります。

ロータリーにでましたら、左に伸びている道(バス停があります)を、

ぐんぐん歩いてください。

途中、右手には緑広がる”殿が谷戸庭園”左手には”国分寺マンション”などがあります。

 

ぐんぐん歩くと、大きな交差点に出ます。

 

ガソリンスタンドの正面にある、電気屋さん「三立電気」さんの

脇にある坂を登ってください。

坂を登りきったあたりに、右手に大きな駐車場があります。 そこを曲がってください。

 

20mくらい歩くと、小さな白い建物があります。

そこが、ピッコリアニマーリです!(専用駐車場1台あり)

 

 

 

バードショップピッコリアニマーリ 

営業時間10時〜19時 水曜定休 

東京都国分寺市南町2−7−17 モーガンハウス

電話:042−315−3820

メール:shopmaster@kotoriyasan.com

 

 

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