当ブログでは、
マスコミ業界で働く
コティマム&ジェイソン夫婦が、
業界"ナイショ話”と共に
「言葉の使い方」や
知ると面白い「なるほどネタ」を
プロ視点でお届けします
【こちらも読まれています】
ランキング参加しています
ポチっと押していただけると嬉しいです↓
こんにちは
夫のジェイソンです
今回は
お金
について。
放送でお金を扱う時は注意が必要です。
例えば硬貨
また、紙幣の場合
紙幣のコピーは絶対NGです
通貨及証券模造取締法違反に
問われます
そんなお金にまつわる話として
こんなことがありました
12,3年前のこと
宝くじの企画でスタジオに
1等の5億円を用意しよう
と、なりました
ADだったぼくは、
ディレクターから
「3日後に
5億円用意しといて!」
と、雑な指示をうけました
はい、了解す!
5億円用意します!
って、ならねーだろ!
5万円じゃねーのよ!
困った•••
銀行から借りる?
➡無理だろ
ここはテレビ局だ
こういうネタの時のために
撮影用のお金あるんじゃないか?
➡番組の予算以外にお金は出ません
みんなからかき集める?
➡金持ちは一握りしかいない
じゃー、どうする!
と、ここで
別のADが発言
「カラーコピーしますか」
➡だめだろ!それはおれでも分かる
ここでさっきの法律の話をされました
慌てふためくADたちを見て
ネタを統括するデスクが
教えてくれました
「こーゆー時は
まず美発(=美術発注)で
5億円分の札束ダミーを用意」
「そんで、札束の
1枚目だけ本物のお金に
変えれば1万円札の束に見える」
おおー、なるほど
では、
本物のお金はいくらあれば?
「まあ、50万円くらいあれば
見えてる範囲は本物に見えるんじゃね?」
••••••
新たな困難発生
このとき、デスクは
貧乏AD達の反応を見ていた
だれか50万円持ってる?
1人5万円を10人から集めるか?
ディレクターにも協力してもらうか?
ヒソヒソ話をするADたち
すると、
意地の悪いデスクが
ようやく助け船
「じゃ、おれがだすよ」
と言って、銀行から
現金50万円をおろしてきた
当時、
50万円をポーンとおろしてくる
デスクのU氏は格好よかったなー
そのU氏は
いまは、制作会社を立ち上げ
5000万円をポーンと出せるくらい
強くなっています。。。
そうなりてぇーなー
妻・コティマムの
ワーママ日常ブログはこちらから↓
「2児ワーママのカオスな日常
~アラフォーライター狼狽譚&たまの贅沢~」