当ブログでは、
マスコミ業界で働く
コティマム&ジェイソン夫婦が、
業界"ナイショ話”と共に
「言葉の使い方」や
知ると面白い「なるほどネタ」を
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こんにちは
夫のジェイソンです
今回は
テレビ業界は
ホワイトじゃない
について。
先日、新人ADさんと取材に行きました
↓これ
休憩中の会話で
ADが
「覚悟して
この業界に入りましたけど、
思ったよりホワイトでした」
と、ニコニコしながら言っていました
この新卒ADはまだ入って1か月ですが
大学では放送について学ぶなど
目標も明確で自分の考えを
しっかり持っていました
なので、あえて言いました
「いや、ホワイトじゃないよ」
「濃いめのグレーだよ」
ADがホワイトと思う理由
「ADには絶対
無理をさせない
優しい職場」だから
勤務時間徹底
まあ、これはいいことですね
体調不良ですぐ休み
本当の体調不良、持病は仕方ないですね
しかし、
「ちょっと体がダルく。。」
「ちょっと頭が痛く。。」
が、多すぎていっつも人がいない
上司への報告はラインの文字で報告
病院に行ったかの確認は特になし
気軽に休みすぎだ
ディレクターは
体調が多少悪くても休まない
優しさとぬるさは違う
取材NGを出せる
取材内容が自分に合わなければ
NGを出して担当を
変えてもらえるという配慮
例えば、
被災者が被災地を取材したくない、
は分かります
殺人現場に行くのは辛い、
も分かります
配慮は大事です
けどねーーー••••
ねぇ?
ディレクターは
「これいきたくないっす」って言わない
きのうも、ぼくが采配した取材態勢に
あるADから直々に
「わたし、この内容NGなんです」
と、言われました。
態勢をゴロッと組み替えて、
各所を調整
最初から言ってくれよ
そもそもチーム編成してる上層部よ
しっかり仕切ってくれや
一方、
ぼくがグレーと思う理由
「ディレクターは
暗黙の了解で
成り立っている」
勤務時間は暗黙で調整
そりゃー、週に2日徹夜して
毎週そんなんやってたら
勤務時間結構いきますよね
いま、管理側が気にしているのは
総労働時間ではなく残業時間
ディレクターは責任感からか
仕事を第一優先(当然)で
残業時間でブーブー言われないように
「調整」する人が多いのが実態
ぼくはこれに反対
なので、働いた分は誠実に
勤務時間をつけます
ADには勤務時間は
「誠実に記録しろ」と伝えています
何かあったときに
自分を守れるようにするために
世の中では
クリーンな環境整備が進められ
テレビ業界も遵守するように
なってきているけどこれが実態
なにか、理不尽なことが
あったときのために
信頼できる強い上司は
何人か味方につけている
これが大事
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「2児ワーママのカオスな日常
~アラフォーライター狼狽譚&たまの贅沢~」