当ブログでは、

マスコミ業界で働く

コティマム&ジェイソン夫婦が、

業界"ナイショ話”と共に

「言葉の使い方」

知ると面白い「なるほどネタ」

プロ視点でお届けしますメール電球

 

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妻・コティマム。

フリーランスライター鉛筆

元テレビ局芸能記者カメラ

業界歴17年ふんわり風船星

 

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夫・ジェイソン。

現役キー局ディレクターキラキラ

業界歴20年ゆめみる宝石

 

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鉛筆鉛筆鉛筆

 

こんにちはガーベラ

妻のコティマムですクローバー

 

実は最近、

7歳長女から、

「『♪お~お~きな〜

なんとかなんとか~』って

歌、ママ知ってる?」

と聞かれましたびっくり

 

学校でみんなが知っていて、

気になったようです電球

(長女が通った幼稚園は、
あまり童謡など歌わなかったので、
小学校で知らない歌が結構あります)

 

「『大きな古時計』のこと?」

私が1フレーズ歌ってみると、

「そう!それ!聞きたい」キラキラ

 

そこで、YouTube検索し、

童謡や合唱バージョン、

さらには平井堅バージョンまで

聞かせました(笑)

 

 

 

 

歌詞の意味も聞かれたので、

一緒に歌詞を歌いながら考えましたうずまき

 

大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計

100年ずっと動いていた ご自慢の時計さ

 

おじいさんの生まれた朝に

買ってきた時計さ

 

今はもう動かない この時計

 

100年休まずに チクタクチクタク

おじいさんと一緒に チクタクチクタク

 

今はもう動かない この時計

 

 

皆さまご存知のこの歌詞。

 

最初、娘は

 

「なんで動かないんだろう……知らんぷり

壊れたのかなぁ」

と言っていたのですが、

 

「うーん、想像してみたけど、

たぶん、おじいさん、死んだのかなー」

 

と推測していました(笑)

 

てんびん座てんびん座てんびん座

 

 

「大きな古時計」は、

もともと1870年代のアメリカの楽曲です花束

 

原曲は、

結構ハッキリと歌詞に書かれているんです。

 

 

My grandfather's clock was too large for the shelf,
So it stood ninety years on the floor.
It was taller by half than the old man himself,
Though it weighed not a penny weight more.


It was bought on the morn of the day that he was born,
And was always his treasure and pride.


But it stopped short, never to go again
When the old man died.


Ninety years with out slumbering, tick, tock, tick, tock
His life seconds numbering, tick, tock, tick, tock
It stopped short, never to go again
When the old man died.

 

この楽曲、

我が愛すべきBoyz II Menニコニコも歌っているので、

Boyzバージョンを長女に聞かせました飛び出すハート

 

 

 

(↑3人のハーモニーが美しいのでぜひお聴きいただきたいルンルン

 

すると長女、

 

「♪When the old man died

って言ってるーーーびっくり

やっぱり死んじゃったんだねショボーン

と。

 

「まぁ、100年休まずに動いていたからね。

おじいさんも100歳ってことだよね」

 

「あ、そっかー!そういうことか!

 

「でも、英語の方は100歳じゃないよ」

 

「あ…ホントだびっくり

90 years oldって言ってるーーびっくり

 

と、長女と一緒に

英語と日本の歌詞の

違いを探しましたルンルン

 

「なんで日本語は死んだって

書かないのかなぁ」

 

答えに詰まった私爆笑

 

「たぶんさ、ハッキリ書いたら

悲しくなっちゃうから、

まろやか~に伝えたんじゃない?

日本語は優しいんだよ」

 

とテキトーな答えを考えました(笑)

 

この日本語のあいまいな表現や、

深読みして始めてわかる伝え方って

すごく独特だなぁと思います。

 

これがニュース原稿だったら

アウトなんですけど汗うさぎ

(◎月〇日、おじいさんが●●により

亡くなったと、×日に▲▲から発表されました。

享年■歳でした、と書かなきゃいけない)

歌詞や詩として読むと

すごく奥深いですよねスター

 

歌詞を読み比べると分かるのですが、

英語は、時計の説明も

結構詳細なんですキョロキョロ

 

時計が大きすぎて棚に入らず、

90年間床に置かれていて、

高さは子どもの頃のおじいさんの1.5倍ある。

でも重さは1ペンス硬貨1枚分くらい。

(ここの重さの意味がよくわからないタラー

高さはあるのに軽いの??)

 

日本語は、このあたりの詳細を

すっ飛ばしてますよね(笑)アセアセ

 

でも、歌詞として読んだ時は、

ごちゃごちゃと説明してあるより、

これくらい削いだ方が美しい桜

 

そして直接的に「亡くなった」と

書かなくても

おじいさんの死が子どもにも伝わる。

 

日本語って、優しくて

まろやかだぁと思いましたガーベラ

 

日々、

日本語をひたすら書く仕事についている者として、

もっと一語一語考えて

大切に扱っていこうと思いましたクローバー

 

 

 

 

 

スタースタースタースタースター

 

 

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