当ブログでは、
マスコミ業界で働く
コティマム&ジェイソン夫婦が、
業界"ナイショ話”と共に
「言葉の使い方」や
知ると面白い「なるほどネタ」を
プロ視点でお届けします
夫ジェイソン
【登場人物】
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こんにちは
妻のコティマムです
年始モードも薄らぎはじめ、
仕事始めの方も多いのでは
ないでしょうか
コティマムは年末年始、
なんだかんだ原稿を書いていましたが、
夫・ジェイソンは
一昨日から仕事始めでした
そして絶賛2徹中(笑)
帰ってこない~
そしてワンオペの私
さてさて、
ライターの元日のお仕事として、
「元日婚チェック」を
お伝えしました
結婚を発表した芸能人の
記事を出すわけですが、
このブログの中でコティマムは、
ある言葉を
使っていません。
それは、
「入籍」
という言葉
↑上記のブログの中でコティマムは、
「結婚した」
「婚姻届けを提出した」
と説明しているのですが、
「入籍した」
という言い方はしていないんです
言葉解説
「入籍」とは、戸籍に籍を入れること。
初婚の場合、多くは「新たな籍を作る」ので、
なるべく「婚姻届けを提出/結婚した」とする。
「結婚しました」と共に
よーーーく使われる
「入籍しました」という言葉。
結婚している皆さんも、
「入籍したんだ〜」
「もうすぐ入籍するんだ」
などと使っていませんでしたか?
これ、芸能人も結婚報告の時に
「この度、
入籍しましたことをご報告します」
「入籍届を提出ました」
といった報告でよく使うんです
籍は入れるものではなく作るもの?
この「入籍」という言葉、
避けた方がいい言葉です。
結婚する時、
夫も妻も、
「すでにある戸籍に入る」
わけではありません。
婚姻届を出して、
2人で新しい戸籍を作ります
ですので「籍に入る」というのは
ちょっと意味が違ってくるのです
それぞれ自分の実家の戸籍があって、
どちらかの戸籍に
夫だけ、妻だけが「入る」なら
「入籍」だけど、
これだと結婚という意味とは
違ってきますよね
結婚は
「籍に入る」わけではなく、
「2人で新しい籍を作ること」
なので、
「入籍」という言い方は
控えた方がいいのです。
ちなみに離婚の際、
例えば離婚して
夫が戸籍筆頭者の場合は
「2人で作った戸籍」は夫のものとなり、
妻はその戸籍から出て
もとの戸籍(実家など)に戻ります。
※妻が筆頭者の場合は逆。
が、
もとの戸籍に戻らない場合は
自分で新たに
戸籍を作ることができます。
そして子どもの姓を
夫ではなく妻の姓にする際は、
子どもを自分の
もとの戸籍(実家など)や
自分が新たに作った戸籍に
入れることになります。
これはまさしく「入籍」です。
コメントにある場合はそのまま使う
コティマムがいた編集部では、
「入籍」という言い方は
禁止されていて、
地の文では
「婚姻届を提出した」
「結婚した」と書いていました
結婚報告は、
芸能人や事務所が
FAXや公式サイト、SNSで発表することが
ほとんどです。
(コティマムがいた時代はFAXが
めちゃくちゃ多かったのですが、
時代を感じますね)
この時、芸能人自ら
「入籍しました」と使っている場合は、
これは芸能人のコメントになるので、
直さずにそのまま使います
芸能人●●が◎日、事務所を通して
「〇〇さんと入籍したことを報告します」と結婚を発表した。
というような使い方です
地の文では決して
「入籍した」とは
書きません。
ただ、これは媒体によって
結構差があって、
使っている媒体もあるようです
テレビや新聞では
「入籍した」という表現は
見たことがないです。
ネットニュースなどでは
もしかしたら
使われているかもしれません
とはいえ、本来の「入籍」の
意味を考えたら誤用なので、
「婚姻届けを提出した」
「結婚した」
と言い換えるのが良いと思います
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