本日の日記は,「岸和田市長あて,教育委員会委員長あて」に要望書を提出することについて,書きます。

 

 

   令和5年1月17日,火曜日,晴

 岸和田市は,朝から晴れています。

 起床後,妻から「ウオーキングに行きましょう」と声がかかり,

 眠い眼を冷たい水で覚まして,

 午前7時前,「我が家から岸和田城往復」の3㌔のコースをのんびりゆっくりとウオーキングしてきました。

 

 さて,タイトルにも書いたように,午前中に

↓の「要望書」を持って,市長あてに提出に行きます。

 

僕は,「岸和田みんなの図書館を考える会」代表の立場なので

みんなを代表して…・というか,自分で要望書を作成して,

前の代表などと協議して作成した分です。

 

 

岸和田市長   

岸和田市教育長  あて

 

 

                  岸和田みんなの図書館を考える会  代表                     

 

 

       岸和田市の図書館と学校図書館の充実に向けた要望書               

 

 

 私たちは,生涯学習の拠点である図書館,子どもたちの学びを支える学校図書館の充実を願い,図書館活動行っています。

本活動にご理解をいただきありがとうございます。

平成3年度から「学校図書館コーディネーター」を「学校司書」へ名称変更になりました。しかしながら,学校司書の雇用形態等は,旧態依然のままで推移しています。    

今回,3つの課題について要望いたします。

 

 市立図書館の直営を守り,分館を直営に戻してください。

     平成30年度から5分館の窓口業務を民間委託し,開館日数及び時間の増加が図られていることは非常に好ましい限りです。しかし,市民サービスを本業とする図書館に収益を目標とする企業はなじみません。

     自館の蔵書に精通し,市民の様々の知的好奇心に関する要望(レファレンスサービス)に対して,真摯にこたえられる図書館でなければなりません。直営だからこそ市民(利用者)との対話などから工夫された運営がされていきます。図書館の善し悪しは,そこで働く人と言っても過言でもありません。 

 市民の知の集積地である図書館の機能は,図書館司書に委ねる部分が多分にあり,そのキャリア形成のため,地元の雇用のためにも直営に固守する必要があります。

     直営に戻して今まで以上のサービスを維持してください。

    学校司書の雇用形態を見直してください。

学校司書は,2校兼務で1校につき週2回,(常盤小学校を除く)1日6時間の勤務をしています。

1日8時間制,1校専任で週5日勤務を導入してください。

2018年4月より臨時的な任用職員とし,身分が従前より安定したことを喜んでおります。

令和4年度の学力テストの結果を踏まえ,岸和田市の学力向上には基礎的な言語力,情報分析能力は不可欠です。それらの力を各家庭で育むことが難しい現在,学校図書

 

 

館の役割は,増々重要です。学校図書館教育の一翼を担ってきた有能な司書が財政的な問題で他職に移っていくのは岸和田市の教育にとって大きな損失です。

  学校司書の時間給は,市の雇用賃金に見合った金額にしてください。

「岸和田みんなの図書館を考える会」において,独自でコーディネーターの研修( 2014年8月以降,昨年度まで合計8回) を休日に実施してきていますが,行政主体で学校司書の専門性を高める研修を勤務時間内で定期的に実施してください。 

3 本館図書館のデジタル環境整備を図ってください。

     本館図書館は,昭和50年(西暦1975年)から開館して,47年経過しています。

他市の図書館に比較しても老朽化及びエレベーターのない図書館として,不自由極まりない図書館です。

令和元年に読書バリアフリー法が成立しましたが,図書館本館では,ソーシャルインクルーシブ(社会的包摂)の実現に向けて,

・障害者サービスに必要な機器を設置

・全館通じたWIFIの環境整備

・デジタル書籍(今年度から導入)の拡大

・視聴機器設備(DVD・CDの視聴機器・現状はVHS機器があるのみ)の拡大

     などの充実をしてください。

   

  

※  ご多用の事とは存じますが,この要望書に対する回答を年度内に戴けますようにお願い申し上げます。

 

※ 今日も一日,なあなあな日常を送りましょう。