本日の日記の題は、「以下無用のことながら」を読んで、です。

 令和2年6月9日、火曜日、晴
 泉州岸和田市は、今日まで晴れ間が続くようです。
 出勤時の愛車リーフの室温は、22度でした。
 今日も暑くなりそうです。最高気温は、31度の予想です。

さて、「以下無用のことながら」は、司馬遼太郎が書かれた、随筆集です。  

✰ 僕が興味深く読んだところは、
  「文章を書く上で気を使っているところは何か」という、質問に対して、司馬さんは、

○ 首尾の不明瞭さや文意の不明晰さから少しでも免れたいと気を付けている。
○ 文章を書こうとする若い人達に「センテンスは荷車のようなものです」と助言する。
 「1台の荷車には、1個だけ荷物を積むようなものです。欲張り、沢山の荷物を1台の荷車に積んではいけません。」

 読み手は、一つのセンテンスを読むのに一つの意味しか、もしくは、感ずるものしかできないと思うべきだ。
 ただ、荷車の形は、均一でなく、大小長短が必要で、当然、荷物にも大小があり、軽重がある!
 荷車の列の連ね方は、…つまり、大小や長短、若しくは軽重を上手く按配することによって、文書全体に美的な何事かが作為でなく自然に出てくると思う。
 例え不幸にして、でなくても悪い文章にだけは決してならないと思う。
 と司馬さんは、おっしゃるのです。

★ 流石に、司馬さんです。
 荷車を例えで分かりやすく解説してくれています。
 今週の仕事は、火曜日・水曜日・金曜日
 木曜日は、休みなので「墓参り」と「清児の湯」と行く予定にしています。
 金曜日は、仕事の後、太田小学校にて午後6時、から会議があります。
 忘れないようにしましょう!