福島よいとこ♪~思いやりとがまん~ | コトリのLife is beautyful

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あっという間に過ぎて行く毎日を、もっと大切に、もっと楽しく




福島出張も、もう6日目になりました。


滞在しているのは会津地方赤べこ


いいところだな~きらきらと毎日感じる日々ですが、


そう思える理由は、


おいしい食べ物や、きれいな山々だけではないのです。




街を歩いていて見かけた看板です


コトリのLife is beautyful-20110509210110.jpg


「あいづっこ宣言」


一、人をいたわります


二、ありがとう ごめんなさいを言います


三、がまんをします


四、卑怯なふるまいはしません


五、会津を誇り、年上を敬います


六、夢に向かってがんばります


 やってはならぬ やらねばならぬ


 ならぬことは ならぬものです




こういう看板って、どの街にもあるものだと思いますが、


北海道でよくみかけるのは、


ありがとう、こんにちは、さようならetc・・・


あいさつをきちんとしましょう、といった類のもの。


あまりの内容の違いに一番びっくりしました。


人との関係性をとても大切にしている土地柄なのですねニコ


海と山に囲まれ、限られた土地の中で暮らしたり、


もともと城下町であった土地の歴史から、


こういう格言ができたのかもしれないですが・・・




この看板を見る前から、福島に来てびっくりしていたのは、


「震災派遣」ということでこちらに来ているコトリに対しての、


受け入れてくれる皆さんの懐の広さです。


被災者の方のところへ行くと、


「遠くからはるばる来てくれてありがとう」


お店にごはんを食べに行けば、


「食べに来てくれてありがとう」


と言ってくれます。




大変なのはご自分の方なのに、


コトリのことをまず先に気遣ってくださるのです。


皆さん、なんてやさしく、そして我慢強いのだろう、


と思っていたときに、見つけたこの看板。


東北の皆さんの強さの根源に触れた気がしました。




そんな皆さんのお役に少しでも役立ちたくて、


被災者の方の生活が少しでもよりよいものになるように、


仕事を頑張っています。


そして、すてきな街の魅力を一人でも多くの人に伝えられるように、


今日の記事を書いています。




最近、日々の生活を無事に送れることに感謝をしていましたが、


人を思いやること、がまんをすること、その大切さを、


この福島で感じさせていただいているコトリですとり