福島出張も、もう6日目になりました。
滞在しているのは会津地方
いいところだな~
と毎日感じる日々ですが、
そう思える理由は、
おいしい食べ物や、きれいな山々だけではないのです。
街を歩いていて見かけた看板です
「あいづっこ宣言」
一、人をいたわります
二、ありがとう ごめんなさいを言います
三、がまんをします
四、卑怯なふるまいはしません
五、会津を誇り、年上を敬います
六、夢に向かってがんばります
やってはならぬ やらねばならぬ
ならぬことは ならぬものです
こういう看板って、どの街にもあるものだと思いますが、
北海道でよくみかけるのは、
ありがとう、こんにちは、さようならetc・・・
あいさつをきちんとしましょう、といった類のもの。
あまりの内容の違いに一番びっくりしました。
人との関係性をとても大切にしている土地柄なのですね![]()
海と山に囲まれ、限られた土地の中で暮らしたり、
もともと城下町であった土地の歴史から、
こういう格言ができたのかもしれないですが・・・
この看板を見る前から、福島に来てびっくりしていたのは、
「震災派遣」ということでこちらに来ているコトリに対しての、
受け入れてくれる皆さんの懐の広さです。
被災者の方のところへ行くと、
「遠くからはるばる来てくれてありがとう」
お店にごはんを食べに行けば、
「食べに来てくれてありがとう」
と言ってくれます。
大変なのはご自分の方なのに、
コトリのことをまず先に気遣ってくださるのです。
皆さん、なんてやさしく、そして我慢強いのだろう、
と思っていたときに、見つけたこの看板。
東北の皆さんの強さの根源に触れた気がしました。
そんな皆さんのお役に少しでも役立ちたくて、
被災者の方の生活が少しでもよりよいものになるように、
仕事を頑張っています。
そして、すてきな街の魅力を一人でも多くの人に伝えられるように、
今日の記事を書いています。
最近、日々の生活を無事に送れることに感謝をしていましたが、
人を思いやること、がまんをすること、その大切さを、
この福島で感じさせていただいているコトリです![]()
