三男が宿題に苦しんでいる
二言目には
ダルい
めんどい
やりたくない
とのたまうので、春爛漫桐生祝祭を見ながら
桐生さんがお稽古場で
そんなことを言うと思いますか
と聞いたらば
だって、桐生さんはプロじゃん
とのたまうので、
間髪を容れず
そういうことを言わずに
お稽古を重ねるからプロなの
と返したら
あうあう呻いて
いまはふて寝しておりますとさ
月曜日には必ず提出の宿題
さあ、どうなりますやら
でも地味に
だって桐生さんはプロじゃん
の一言が嬉しかったりする母
プロフェッショナルとはなにかを
桐生さんから感じているのだなと
やっぱり、本物に触れるって大事
子どもだからって
割れないプラスチック食器じゃなくて
瀬戸物や木や竹の食器を使うように
子ども向けのアニメや特撮ヒーローだけを
見せるのではなく
大人と同じ料金を払って
いち観客として客席に座り
プロフェッショナルの芸に触れる
劇場という空間で
演者と一緒に舞台を作っていく
その、一員になることのすごさを
きっと彼なりに
肌身で感じているに違いない
たけふいいなぁ
中学生以下無料だよ？
文化が育つ場所は廃れないと思うの
文化にお金を使う行政、素晴らしい
今年のたけふ、家族で行きたかったなぁ
真岡で子どもたちと
武生では夫と
桐生さんを見られてよかったけど
家族全員で一緒に見る桐生さんは
それはそれは
格別
なんだよなぁ