☆どん底から見て初めて気付くこと | てしごとや kotori♪手作り大好き!子育て、ガーデニング、てしごと日記

てしごとや kotori♪手作り大好き!子育て、ガーデニング、てしごと日記

群馬県で2男2女4人の母、
自宅で布小物やトールペイントなどの受注製作の仕事を始めました。
気ままに作った作品は自宅で販売も。
元ガーデンデザイナーで、自宅の庭はDIYでコツコツ育てています。
料理も手芸も手作り大好き!
子育てと手作りとお庭の日々を綴っていきます。

今週は長男憧れの学校に

四日間も通わせてもらった。


やっぱり素敵な学校だった。

ぜひ行ってもらいたいと

私も改めて実感することができた。











先生が複合加工機で製作したコマ。このコマすっごく回り続けるの。
加工の精度がすごいんだよね。これ、末っ子Yのお気に入り。

写真は2日目。

複合加工機による金属の機械加工。

高専のすごいところは

学校の中に工場があって

こういうすごい機械が揃っていることと、

確かな技術を持った先生が揃っていること。


あっちを見てもこっちを見ても

素敵なものばかり

ゴロゴロ転がっている。

アルミの円柱から、

リボルバー型のペン立てを削り出す。

好きな文字を彫刻してもらえるので

パソコンで文字のデザインと加工を体験。

5年生のお兄さんも手伝ってくださったので

次男も困らずについていけました。


最後の磨きの作業はみんな夢中で無言!

私はすかさず、先輩に寮生活のことなど

質問をいっぱいして生の学生の声を

聞けたのが良かった!


1日目のロボットアームの講座は

私は同行しなかったけど、

2日目の学校見学で

先生が案内してくださり、

末っ子Yにも操作させてくださった。


なんと、2日目、ただの見学のつもりだった

次男も急遽飛び入り参加を

許して頂けて、

3日目のレーザー彫刻の講座と

4日目のAR(拡張現実)体験の講座には

次男と次女の2人とも混ぜていただけることに。

先生がとってもフランクで親しみやすく

型にはめての指導をしない雰囲気が

長男には新鮮だったみたい。

ここならきっとやっていけそう。

と、私も手応えを感じることが出来た。

やっぱり、学校選びは

パンフレットやホームページを見ていてもダメだね。

行って感じることの大事さをつくづく痛感!

研究室や部活も見せてもらった。

特に、長男は

憧れのロボット研究会に

さぞおめめキラキラで食いつくことだろうと

私の予想に反して、

それ以上に長男の心を鷲掴みにした

研究部があったのには驚いた。

僕、ロボット研究会よりもそっちのが興味ある

って言うから、それでも良いんじゃない?

憧れは目標になり、

目標に向かって今頑張ることが見えてくれば

また君なら頑張れるよ!

それだけ魅力に溢れた学校なんだよね。



3日目はレーザー彫刻でアクリル板のコースター作り

半日パソコンでデザインとデータの加工。

お昼を挟んで加工の合間に学校見学。





加工待ちの隙間時間で

ちょっとした実験を見せてくれる先生の

サービス精神にも脱帽!

マジックみたいで楽しかったですね。

切り込みを入れたペットボトルに水を入れて

バナナを刺したらどうなる?


裏ごしに使うような網に

水をつけて、

水の入った瓶を逆さに乗せるとどうなる?


水と油が入った瓶を紐で吊るして回転させるとどうなる?

など、物理のような分野の実験でしたが

どれも見ていて面白かった。











レーザー彫刻で出来た作品はネットから写真をお借りして居ますが
あくまでも教育目的で、この日の記念に本人が大事に大事にすると思います。
著作権などについてもちゃんとお話がありましたよ。

見つけた素材をパソコンで色々と加工していく作業が
とっても勉強になりました。





この夏休みは

私にとって地獄の夏休みだったと

先日のブログにも書いたけど

どん底まで下がって初めて見える景色があった。



それは、今まで送れていた

普通の日々が

決して普通ではなかったということ。



ごく普通の中学生の

課題への取り組みだったり、

学校行事への取り組みだったり、

部活への取り組みだったり、


それが出来ていたことは、

長男にとっては

全然普通じゃなかった。


本人のものすごい努力と

関わってくださる先生の

ものすごい包容力と

親の理解や応援が重なって

奇跡のような平穏だったのだと


今更気付かされた。


それは、

長男本人が

ボソリと呟いた

最近の僕は前は出来ていたことが

出来ないことがいっぱい…という

小さなつぶやきにも

現れている。



その言葉にハッとした。

苦しいのは私だけじゃない。

長男はもっと苦しんでいるんだ。

身勝手なように見える行動の裏で

出来ない自分に苦しんでいるんだな。

と、


そのことに気付いて、

少し肩の荷が降りた。


大丈夫。

前に出来ていたんだから

あなたにはその力があるんだよ。


そう思えることが

息子を信じるってことなんだと思う。



四日間通わせてもらえて

本当に良かった。


科学の甲子園の結果が出た。

残念ながら

次に進むことは出来なかった。


でも、挑戦出来たことが

素晴らしかったね。

仲間が居て初めてエントリー出来る大会なんだもの。


長女も

テニス部を辞めて

落ち込むかと思いきや

とてもさっぱりした表情で毎日過ごせている。

興味のあった百人一首同好会に

入部させてもらうことになり

早速、熱心な部員さんの保護者の方の

ご好意で、

ご自宅に招かれて練習会。


デビュー戦も決まったらしい。


昨日は勉強を頑張ったので

ご褒美に着物を着せていただいたそうで

素敵な経験をさせて貰っている。



素敵な仲間に出会えたみたい。


何より嬉しいのは

入学以来、浮かない顔をして居た長女が

イキイキして明るい表情になったこと。



挫折から学ぶこともあるし、

新しい居場所が見つかり、

そこが素晴らしい環境だったりするのかもしれない。


どん底からは見えるのは上ばかり。

いつだってやり直せる!


残りの夏休みを

楽しく過ごして、

新学期を新たな気持ちで迎えよう!!



ランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして応援頂けると
嬉しいです!
にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ
にほんブログ村