大和くんと和香ちゃんを
引き出した日のこと📝
収容頭数が
200頭越えになっている茨城のセンター
預かりボランティアをする上で
一度は、引き出しや譲渡が進まない
センター内にいる中型雑種達の現状を
見ておきたいと思ってはいたのですが
初めて茨城のセンターに
引き出しに行くのもあり
当日になってもやはり決心がつかず
帰りの2時間ほどの高速道路の運転が
平常心でいられなくなるのが
想像できていたので
引き取りだけをしに向かいました
引き出す子は決まっていました
ちょうど我が家の2頭の
トライアルが決まって直ぐに
収容されていた仔犬たち十数頭の
写真を見て決めていました
というか選べなくて…
我が家は人通りも車通りも
多い場所なので、最初は出来るだけ
人慣れしていそうな子にしようと
考えていたけれど
他の団体さんの引き出しが
あったようだったり
5頭の兄弟で持ち込まれていた子が
月齢から、少しは人慣れしやすそう
と感じたものの、その中から
2頭だけを選ぶ事が出来なかったり
基本的には捕獲された
ビビリの子しかいなそうで…
結果的に一番ビビりそうな子に
決めてしまいました
でも何かの縁ですもんね!
センター収容時の大和くん
と、和香ちゃん
全身で怖いと言っている
そんな大和くんと和香ちゃん
初めての元野犬の子の預かり
想定内で事が運んでくれる事を願いつつ
出来れば良い方向に転んで欲しいと
思いながら到着
到着後は
多分、引き出しが決まっている子達の
部屋に通してもらいました
(確認している余裕がなく違ったら
すみません🙏)
センターの人がクレートを預かってくれ
こっちで入れちゃいますね!と
言ってくれたので
部屋にいる子達に目を向けました
2ヶ月齢ぐらいで人に興味を示して
サークルに手をかける兄弟の仔犬達
この子達は人懐こそうな子だから
きっと直ぐ良い人が見つかるだろう
シニアっぽい子は
迷子のお迎えがあるのか?
引き出しが決まったのか?
お迎えがあるなんてよかった
猫もいる🐈!
なんて思っていたら
センターの人たちが壁側の犬舎を
開けて犬を出してくれました
女性スタッフさんでも
軽々の大きさの和香ちゃんと
男の人でも重そうに見えた大和くん
大和くんは抱っこの瞬間
恐怖からオシッコが出ちゃいました
犬舎の中にゴハンが残っていて
食べが悪そうですね?と聞くと
こっちの部屋に移動してきてからは…
(食べが悪かった)との事で
センターの人達は
この数のお世話で時間がないけれど
ちゃんと把握してくれているんだと
感じました
あっという間の引き取り
そのまま車に乗せて
センターを後にしました
車に乗せた時にアグリに引き出し完了の
報告をした写真
大和くんは体が固まったかのようになり
何されるのかと目だけが泳いでいました
和香ちゃんはブルブル震えながら
全身で近寄らないでって言っていました
車の中は
久しぶりのウンチやらの悪臭祭り
多分ウンチも漏らしちゃってるなと
思っても何も出来ない状況なので
鼻が慣れてくる事を願いました
出来ればこのまま協力病院さんに
行きたいと思っていましたが…
この匂いは迷惑すぎると断念
クレートの中で
静かにしていた2頭ですが
和香ちゃんは車酔いして2回
吐いてしまいました
(胃が空っぽだったみたいで胃液だけ)
帰宅して用意していた隔離部屋に
クレートの扉を開けても
直ぐは出てこれませんでしたが
クレートの中がすごい事になっていて
掃除をしないと…と準備をしていたら
目を盗むように
和香ちゃんがサッと出てきて
つられるように大和くんも外に
そっとしておいてあげたかったけれど
よく見るとオマタがオシッコで
ビチャビチャだったり
ウンチはよく見えないけど
尻尾が後脚の間に入っちゃってるから
蓋をしている状態…
そのままだと皮膚が爛れちゃうし
乾いて固まっちゃうと次のウンチが
出なくなる
そしてやっぱり臭い…
我が家は2階リビングなのに
1時間足らずで一階まで臭ってる
ガチガチに固まる大和くんと
私が動くとスゴイ勢いで逃げる
すばしっこい和香ちゃん
どうしようかと思いながらも
近いうちに病院も行きたいし
迷子札の装着もしたいので
意を決して
お尻周りだけでもとシャンプー🧴
怖くて怖くて
ほとんど固まっていてくれたので
お尻を洗うのは簡単でしたが
ドライヤーは可哀想過ぎるので
出来るだけタオルで拭いて
ヒーターを近いところに設置しました
迷子札も装着完了
こんなに怖がっているのに
頑張ってくれた大和くんと和香ちゃん
野生でも無いのに外で生きて
こんなに小さいのに自分で身を守って…
このこたちの兄弟はいなかったのかな?
お母さん達はどうしてるのだろうか?
野犬と言われても
元は人間が無責任に棄てたり
不妊もせずに外飼い、放し飼い
そして迷子にした命達
怯えながら暮らさなきゃいけない命
折角産まれてきたのに
幸せに生きることすら許されない
命があるなんて…
不幸になる子達を無くす為にも
根本的に産まれないように
増えないように蛇口を閉める
活動が必要です
センターの人達は殺処分しないように
頑張ってくれてます
でもセンターに行く事になる犬達を
作らない取り組みが足りていません
令和の時代に
犬と猫のマイクロチップ情報登録が
一昨年にスタートしたばかり
しかもその前から飼育されている
子達は努力義務どまり
命の販売も禁止されてる国も
あるのに…
多頭飼育崩壊もそうですが
せめて不妊さえして貰えたら
それだけで保護犬達は10分の1に
減ると思うんです
そんな行政の取り組み
販売業者、飼う人への法律
出来ないんですかね…
すみません今日のブログは
長くなってしまいました
明日からはサクサク
出来るだけ毎日UP頑張りまーす