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グアム寅ママブログがスタートした当時は5歳のタロー
クッキーの空き箱をバケツ代わりに砂遊び中
あんなに小さかったタローですが。現在、大学受験真っただ中です
アメリカの大学受験を全くわからない寅ママなので、不安でしかたなく、かなり早くから動いてました。
私の無知ゆえに不利になったら可哀想だなと思いまして💦
今年8月から高校3年生。卒業の年に突入しています。
アメリカの大学受験は、一発勝負の試験というのは無くて、高校3年間にどれだけ自分のすばらしいものを大学に提出できるかというのが受験内容になっています。
入試試験ではなく入試審査を受けて入っていく感じ。
とはいえ、指標はありまして。
有名なのがこの3つ
・SAT
アメリカの大学進学に必要な大学進学用の標準テスト(どの学年でも良い。高1・2が多い)
・ACT
大学の入学審査に必要となる標準テスト(どの学年でも良い。高校で受けることが多い)
※SATとACTどちらか高得点のものを提出
これ以外にも必要でして。。
例えば、算数の大会でアメリカの2000人以内に入っているなどが可能な子は、その大会の順位結果なども選考資料の一つとして準備します。
それは、楽器でも、スポーツでも、科学でも、美術でもなんでもよいので、自己申告ではなく、大学側が審査の時に納得できる公が認めた成果を出しておくことです
今後はこれが選考の大きな対象になってきそうな予感。
後は
リーダーシップ&ボランティア
こちらは、最低でもみんな当然やっているので、推薦状に記載が当然です。
大きな効力はないが、やってるべき内容という感じの気がします。
では、ひとまず、タローの場合
こちらが、とても重要
中学生のうちからSATの練習として挑めます。8・9・10年生と受けられます。
8・9年生(中2.3年)で受けた記録は大学側が見ないので、安心して受けられます。
そして、高校1年生(10年生)でうけるPSAT10の結果から大学側がチェックしはじめます。すごく重要です。
早い段階で子どもたちの成績が大学側にわかるため、欲しい生徒たちの今後の成績を追跡していく感じがします。
実際、タローはこれを受けたあとに、いくつかの大学からのインフォメーションが送られてくるようになりました。ですので、確実に見てるなと。
どのレベルの大学からパンフレットが届くかによって、受けられそうな大学をしぼることもできるし、思ってもない大学から届くと、いけるかな?!と、やる気も出るなと思いました。
一昨年高校1年生で、本人が行きたい大学レベルの平均点数をとったため、その点数を提出予定です。
この時に、もっと上を望もうか?とか欲なども絡むのですが、これでもういい!とスパッとあきらめて、次の成果を出すための勉強に進みました。
これが吉と出るか凶と出るか💦賭けですね
SATか、ACTの点数どちらか良いほうを選考資料に書くのですが、この点数で足切りされることが多いので、自分が受けたい大学の合格者平均点数を事前に調べて、その点数を超える点数を準備しておいた方が安全です。
アメリカのトップ大学だと1550点くらいだそうです。これをとるのは必死だと思います💦
(日本のサイトなどには高校3年生で取ると書いてありますが、アメリカの高校生の多くは高校1・2年で点数を狙って受けます。早期提出選考に間に合わないことがあるからです💦)
※SAT・PSATの注意点は、大学側が生徒の記録へアクセスできることです。
何度も受けすぎていて点数が下がってきていたりすると、それなりの評価をうけるようです。
高校に入ったらすぐに勉強を始めて、1回か2回で高得点を狙った方がいいと高校のカウンセラーに聞きました。
目標の点数をとったらすぐに勉強内容を変更し、次のポイントを稼ぐ方に時間をとる必要があり。
こちらは、テスト結果が大学側にはわからないので、何度でも挑むことができます。
タローはSATで本人の目標の点数をとったので、受けずに進む予定です。
SATよりも1教科が増えるため、どちらかに絞って受けたほうがいいかなと思います。
できるだけ高得点を早めにとって、大学へ出す選考審査資料に入れられるといいかと。
※こちらも高1・2で目標点数を獲得してないと、早期選考の提出期限に間に合わないこともあるので要注意。
アメリカの受験って
タローの受験を経験しながら思うことは・・
アメリカの受験は高校1年生の外部機関開催テスト結果が提出になる可能性大
そのため、高1までに高3の内容を突破していると楽だと言われるのはそのためでしょう。
ということは、受験勉強はPSATの始まる中2からスタートしたほうがいいでしょうねできるだけ早めに。
そこからいくつものテスト結果を準備して、いざ申し込みスタートとなったら、大学に自分の一番すばらしい結果を並べて選んでもらうというシステム。
今後ですが、現在SATがテスト問題の漏洩が発覚し、有名大学はSATを当てにせず、外部の公に発表されたコンテストなどの成績を重要視する傾向が出てきています。
昨年度、結果を残すためにタローが韓国のコンテストに挑んだりしたのもそのためです。
子どもの成果をどこかで残すために、グアムなど遠くの島や、田舎の地域の人は移動費や宿泊費お金がよりかかるようになるでしょう。アメリカの大学はお金持ちしか行けないとか言われるハードルの1つが、より強化されていくような気がしてとても心配です。
さて、そんな大学受験準備ですが・・
1つだけ大学受験テストみたいな部分があります。
各大学側がその年のエッセイの課題を出すので、それを期日までに作り上げて、提出します。
現在、そのエッセイの準備期間💦
学校の受験対策担当のカウンセラーに予約をとり、エッセイのチェックなどをしてもらうことが可能です。
が、あくまでも、それも生徒の自由なので、先生がわざわざ「そろそろ書かないといけないですよ。書いて持ってきなさい。」と何十人何百人いる生徒には声をかけてくれないです。
自分で試作して、先生に見てもらいたいと予約をとります。
10月にはアーリーディシジョン申し込み提出が始まるので、9月中にいくつか下書きを作り、先生に見てもらっておくのが良いようです。
エッセイを教えてくれる塾や家庭教師などもあるのですが、やっぱりここが一番の試験内容になるので、代金がとても高く💦一般の家庭は自力になります。
無料サポートをしてくれるアメリカの団体などがありますので、高校2年生のうちに調べて登録しておくとよいでしょう。
うちは、それに登録して、他の州の大学生がタローのエッセイをチェックしてアドバイスをしてくれたりしています。
こういう無償の団体を利用した場合は、将来は利用した生徒本人が、次の受験生で塾の代金が払えず困っている子のサポートをするようです。
こういうのはとてもありがたいです
それって全部試験官は読んでいるのか?という疑問
まずは提出された資料にて足切りがあるようです。SATの点数とか、外部大会の結果とか。
なるほど。全部は読まないよねだよね。
その後、このレベルならこの大学に入ってもOKなメンバーに絞られ、その後、エッセイのチェック。(大学によっては専門のエッセイチェック会社が行うようです)
その後、絞られた生徒のエッセイは全部本当に読まれているとのこと。
そんなことあるの?
が!
去年、タローの学校の先輩がイエール大学に通ったときに、エッセイ試験官が全員一致で合格とした「第一合格グループ」での合格者ですと通知がきたそうです。
読んでるんだ!とびっくりしました
最初に合格が通知されるのが、試験官が全員一致で合格と決めた人
次に過半数が合格と決めた人という感じで絞られていくらしいです。
あくまでも去年のイエール大学かもしれないですが。
持って生まれたものも必要な要素
去年スタンフォードに合格した先輩は、レガシー枠(親、祖父母がその大学の卒業生)だった子もいました。
この場合も提出資料で他の人に負けないレガシーという部分が評価され、エッセイまでやってくるのでしょう。
アメリカの大学受験って「ギフテッド」(天から与えられたもの)も重要だと聞きました。
希少な人種枠もありますし、戦争などの犠牲になった人種枠も、人種平等にするための比率枠も。
お金持ちだからという枠もですし、
逆にお金が無いけど天才だという子が入る枠もあります。
自分の子が、どれにも属さない場合は、何か向いていることや珍しいことなどをさせて、光るものを持たせて挑ませないといけないのだなと。
さて話はエッセイに戻りまして。
エッセイは、うまいことは大事ですが、その上に、その人らしさがあるべきなのだそうです。
たとえば、SATの点数や、公の大会記録をより強固に裏付ける内容を盛り込む方法もあすようです。
去年、カリフォルニアテクノロジーに通った子は、算数が恐ろしく高得点。プラス公の大会でも記録をたくさん残していたらしいのですが、その上にエッセイで「算数が大好きなことを切々と訴え、算数の世界で生きていきたいとまとめた」ようです。最終このエッセイを読んで選びましたという連絡がきていたそうです。
自分のカラーをエッセイでまとめ上げるのだな。
または、過去にはすべての単語をハイフンで区切るという面白い論文を出した子が通ったとか、祖母と母国の料理を毎日作っていたエッセイで通ったとか。
もしかしたら、選考書類の何かの結果が世界レベルに高かったのかもしれませんが、エッセイがその上に面白いことも重要そうです。
そうなると、ありがちなのが何か心に訴えるものを書こうとして(最初、うちのタローも書いてたね)日本からの移民で、母は英語がしゃべれずうんぬんかんぬんとかいうやつw
これは親の涙涙の話であって、本人の成しえたものでないので、評価されないとカウンセラーに指摘されたそうです。
なるほどwwみんな同じこと考えるんだな
ちなみに、今もしゃべれない母だから成しえてないけどもだなww
アメリカの大学受験前準備 高2が終わるまでにやっておくこと。
高校2年生までは、大学受験選考審査用の資料集めでしたので、ずいぶん詳しくなりました。
さて、これからが実際提出した書類がどのように処理されていくのか、スタートです。
経験するごとにまとめていこうと思います。
だって、なんせ、来年はジローが受験だからww
年子なわけよ💦まとめておかないとな。
1年かけてまとめていきます!
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