押戸石の丘 | トラ・トラ・トラと、時々ネズミ

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寅年ママと、阪神ファンの夫に命名された息子、
ママと2まわり違いで寅年に誕生した娘、

そしてネズミ年パパの日常を綴っています。

今年の夏も熊本の農家の宿に宿泊した我が家。

宿の近所を散策した後も夕食まで時間があったので

々から行ってみたかった「押戸石の丘」へ行きました音譜

 

 

宿から車で20分程で到着。

駐車場からチップの敷かれた坂道を登っていきます。

途中で転んだのどかをおんぶしてあげる優しい(甘々)大河お兄ちゃん苦笑

 

 

ひたすら登ること約10分。

すると、丘の上に大きな岩が並んでいるのが見えてきました。

 

 

この巨石群は人工的に配置したとみられることから、

ここは古代の祭礼遺構といわれているそうです。

 

 

この岩はシュメール文字(ペトログラフ)が刻まれた鏡石。

シュメール文字というのは、記号のような形をした世界最古のくさび文字で

メソポタミア文明を開いた民族・シュメール人が用いた文字だそうです。

 

 

岩に刻まれた、蛇神(右)と神聖なる雄牛(左)を表すシュメール文字。

ここの地名は南小国町中原(なかばる)というのですが、

蛇神は「ナーガ」、神聖なる雄牛は「バール」と読むことから、

中原(なかばる)という地名はシュメール文字の名残だと考えられているそうです。

 

 

夏至には岩の間から太陽が昇り、冬至には太陽が沈むという「はさみ石」。

古代の日時計の役割があったと言われているそうです。

また、嘘つきがこの間を通ると挟まれるとの言い伝えがあるそうなので

さっそく通ってみることに。

 

 

大河、無事通過合格

のどかは「こわい~!」と言って通ることを断固拒否。嘘つきの自覚あり!?

私は別の意味で通れるか不安だったけど、無事に通ることが出来ましたakn

 

 

この巨石群の中心をなす「太陽石」。

頂点の真北には北極星があるそうです。

 

 

この岩の周囲では磁気の働きが正常ではないというので

方位磁石で試してみると、確かに岩に近付けると針がクルクル回る!

岩から磁気が出ているのかな?不思議~?おまめ

 

 

岩の隙間に沢山のコインが挟まっているのを見て、

すかさず自分もお金をお供えしてお祈りをする大河。

いつものように家族の健康と、世界平和を祈ったそうですキラキラ

 

 

ここの見所は巨石が並んだ光景だけでなく、周りの景色も!

阿蘇山、久住連山、渡神岳の山々と、見渡す限りの緑の草原が

360度の大パノラマで広がっています。

夕暮れ前だったこともあって、吹いてくる風が心地よくて

のんびりとした時間を過ごすことが出来ましたぽっ

 

 

帰り道でも転んだのどかをまたおんぶしてあげる大河。

どんだけ~?sei

 

 

頭上にはどこまでも広がる空、眼下にはどこまでも広がる緑。

そこに配置された巨石群。

「押戸石の丘」は自然に対する畏敬の念と癒しのパワーを感じる、

とても素敵な場所でしたキラキラキラキラ