梅雨の湿気と暑さでグロッキー気味な今日この頃。。
すっかり前の事になってしまいましたが、3回に渡って受講した読み聞かせ講座、
暑い中歩く図書館までの道すがら、小倉城のお堀の景色が清々しい
ちょうど見頃を迎えた紫陽花の美しさに癒されました
講座では読み聞かせの色々なテクニックを教えて頂いたのですが、
一番大切なのは読み手と聞き手が絵本の世界を一緒に体感することで
生まれる共感の喜びを分かち合うことだそう。
毎日テレビやテープから流れてくる一方的な音声を聞き流している子どもたち。
スイッチひとつで音声を流せるのは便利だし、プロのアナウンスは上手だけれども、
やはり目の前の生身の人間が自分に向けて読んでくれる言葉には
機械の音にはない温もりや感動があるので
そこに、たとえ素人であっても読み聞かせをする意義があるということでした。
最後には、ご大層な修了証まで
今回受講したのは初心者コースでしたが、上級者コースもあるとのことなので
そちらにもぜひ参加したいです(上級者になってるのかどうかは別にして)
大河から「図書館から詩集を借りて来て!」と頼まれたので、
子どもにも読みやすそうな2冊をチョイス。
言葉遊びやリズムが楽しくて、喜んで音読に使ってます
大河だけに借りると怒られるのでのどかにも絵本を2冊。
いいお話でした
今の時代はテレビやゲームや漫画など、ぱっと視界に飛び込んできて
イメージを分かりやすく受け取ることが出来るツールに溢れているので、
文字を読みながらその場面を自分の頭の中で想像する作業が必要な
「読書」は、少々ハードルが高いのかもしれませんね。
放っておいたら安易な方に流されるのは人の常。
読み聞かせを通じて子どもが絵本に親しんでくれて、
それが読書への壁を少しでも低くするきっかけになればいいなぁと思います