今朝、不思議な夢を見ました。
昨年病気で亡くなった、私の学生時代からの友人Rちゃん。
そのRちゃんが病気の治療のために遠い病院へ行くというので
もう1人の友人と一緒に駅まで見送りに行くという夢です。
見送りながらも、おそらくこれが最期の別れであろうという事を
全員がうっすら分かっている。
そんな状況の中、ホームでRちゃんが
「やっぱりあれ買ってくる!ちょっと待ってて!」
と、売店で売っている回転焼き(チョコとカスタードと餡子入り)
を買いに走って行ってしまいます。
(あぁ、あんなに走ったりして大丈夫かな…)
と心配しながら待つうちに、
Rちゃんと会えるのはこれが最後、もうRちゃんには会えない…
と、どんどん悲しみが募って来てたまらなくなる私。
そしてお別れの時、Rちゃんと抱き合って何か話したんだけど
肝心の何を話したかがどうしても思い出せない。
思い出せるのは押しつぶされそうな胸の痛みと涙で滲んだ景色だけ。。
時間がきて、私と友人の前をRちゃんが通過していったのですが、
その時彼女は、横になって穏やかな顔で目をつぶっていました。
(たくさん動いたから疲れたんだね…)そう思いながら見送っていると
遠ざかって行く彼女の姿と呼応するようにすうっと意識が戻って目が醒めて、
目を開くと涙がはらはらと数滴、頬にこぼれ落ちました。
Rちゃんの1周忌まであと数日。
容体が悪くなっているのを知らずに会えないままだったのを
ずっとずっと後悔していた私に、Rちゃんが会いに来てくれたのかな…?
最期に回転焼きを買いに行くというのが、食いしん坊な彼女らしい(笑)
Rちゃん、今度お参りに行く時には回転焼き買って行くからね