小倉の夏の風物詩、小倉祇園太鼓
小倉祇園太鼓とは380余年の歴史を誇る小倉の八坂神社の祇園祭で、
山車に据え付けた太鼓を、ジャンガラと掛け声に合わせて打ち鳴らしながら
練り歩く、勇壮な祭り行事です。
全国でも珍しい太鼓の裏表から打つ、両面打ちが特徴で
福岡県指定無形民俗文化財に指定されています。
この小倉祇園太鼓の体験が出来るというので、早速行ってきました
会場に置かれた和太鼓は4張り。
まずは指導してくださる方々による見本演舞から始まりました。
いやぁ~、鼓膜がむず痒い位に震えてお腹の底に響いてくる
和太鼓の音の迫力といったら!
会場全体もその空気もビンビン震えてます
あまりの迫力に石のように固まるのどか
固まってるのは小学生組も同様で、その後実際に叩かせてもらう時には
怯えてなかなか出てこられなかったくらい
大河も叩かせてもらったのですが、棒立ちのへっぴり腰で
バチ捌きもぎこちなく、リズム感も全くなく…全然イナセじゃな~い
が、指導を受けながら叩く!叩く!ひたすら練習あるのみ
大河が練習している間、暇なのどかは持参した塗り絵をヌリヌリ
最近塗り絵やお絵かきが好きなので、大人しくしてくれて助かりました
…と思いきや、練習を中断した大河が近づくと
すぐに飛びかかっていくんだけどね
その後、約1時間半練習すると、最後の頃には腰を落として膝を使って
見違えるほどリズムよく叩けるように
大河も手ごたえを感じてくると楽しくなってきたようで
「楽しかった~もっと叩きたかったなぁ!」と言っていました。
途中、「もう手が痛くなってきた…」と凹んでた人とは思えないね
私も今回初めて和太鼓を叩かせてもらいましたが、
お腹に力を入れなきゃならないし、腕も足も全身を使って叩くから
エクササイズにとっても良さそう!
実際、指導してくださった方々は皆さん綺麗に筋肉のついた
ひきしまった身体をしていらっしゃいました。
リズム感も培われるし、これは数年後お祭り参戦するか!?
日本各所に古くから伝わるお祭り行事。
歴史や建物と同じく機会があれば触れて大切に守っていきたいと思います