会社の課題及び問題解決が進まない背景の一つだと思います。

「何か課題や問題が無い?」
と経営陣に聞かれた時に、良かれと思って回答すると
多くの場合、
「じゃあ、あなたが取り組みなさい」
という流れになります。

ちなみに、その後に実際に多く起きているのは
会社支援無し、担当業務忙しく時間取れない、部署間や上司協力無い。
結果、何も進展が無いので、「どうなった?」と経営陣からは詰められる。
で、「言わなきゃ良かった。」となり、
モチベ低下及び離職に繋がるという流れです。

更に、それを周囲の人間たちは見ているので、
同じ轍を踏まないようにするので、見て見ぬふりを始める。
そうすると問題発見や課題発見自体が無くなります。

前提として、
会社課題は特定の個人や部署のみに紐づくものではないと考えた方が良いと思います。
なので解決の責任は経営陣が持って、会社全体で取り組む形にする必要があります。

課題及び問題解決は、
情報の吸い上げと解決行動は分けて動かないと
上手くいかないというか、ただ深刻化するだけです。

「気づいているんだったら動けよって思うんです。」
って言う経営者の方は多いですが、実際にはそれが一番の障壁になっています。