「社内にある問題を洗い出して解決したい」
そんな要望を受けてお客さんの幹部会議に参加しました。

結果的に、一問一答みたいな感じになり、
各部門が抱えている問題に対してどう解決するのが良いかを
ひたすら回答する時間になりました。研修か何かだと錯覚するぐらい(笑)。

自分が参加する前も1時間ぐらい、皆さんでやってらっしゃったみたいで
「正直、それまでの時間でげんなりしてて、自分の精神がすり減ってました・・・」
と社長が会議終わった後にお話でした。

問題解決は、下手すると単に文句合戦になってしまい、
結果的にフラストレーションが溜まるだけという時間になります。

「全ての問題に対してそれぞれどうするかを考えるからげんなりするんです。」

基本的に問題や課題というのは、
関連性を見つけて繋ぎ合わせると着手の糸口は見つかります。
まずその整理が重要です。

今回もそうでしたが、自分が抱えた案件の多くは、
オペレーションとコミュニケーションの再構築に落ち着くことが多いです。
要は業務過多とコミュニケーション不全から派生している構図です。

その解決策として、
人員の数と能力、使用するツールの話になりがちなのですが、
個人的にはまず現有戦力で廻るようにしなきゃいけないと考えています。

業務の必要性の検証
必要かつ無理なく出来るコミュニケーションの検討
から始めれば良いと思っています。

理想論から入ると、解決しない、継続できない、金がかかる
ことが多いですから(笑)。