会議でよく聞くフレーズですが、
「今月(週)中に」「次の会議までに」
という期日を付けてアクションを話す人がいます。
そして経営陣や上司達も含めてなんとなく合意されていることが多い。
 

自分が議場を預かっている時に必ず聞きますが
「仮にその業務を最優先にした場合、期日って変わります?」と。
そうするとだいたい変わるという話になります。

長くずっとご一緒に仕事をさせてもらってきた社長さんが
いつもそう切り込んでいたので、それを真似ているだけなのですが(笑)。

問題とか課題って、プロセスに掛かる時間に比例して難易度は高まります。
なので即時着手が基本です。
ただ現場にはルーティンと評価がありますから、
現実性と確実性を踏まえた設定になるのは仕方が無いことです。

それを崩して課題解決速度とルーティン遂行の両立に持って行くのが
上のシゴトだと思います。
特に議場を預かる人は、その調整をする役割です。

重要なのは両立。それが無いと新しい問題が勃発するだけですし、
最終的に
・現場は「人が足りない」
・マネジメントは「能力が足りない」
という要因に安易に帰着させてしまいます。

正直、どちらでもないことが多いです。