新しくお付き合いすることになった社長さんに
ふいに聞かれたことでもあるのですが、
どうやったら人は成果を残せるのか的な質問です。
特定の人についての話の流れで。

「そんなに難しいことではない」
そう切り出したのですが、
基本的に人って、目的、環境、能力が合致すればパフォーマンスを発揮します。

そして、それを整えるのがマネジメントのシゴト。
なので、そうすればすれば良いだけの話だと思っています。

「やる人間は勝手にやる」と言う人もいますが、
会社組織内に限って言えばそうではなく、
出来る、出来ないを背景を紐解くとその条件の有無に完結するケースが多い。

昔とある大臣の答弁でもありましたが
「やりなさい。といってやろうと思ったら、
 後ろから服を引っ張る人がいて、
 振り向いたらやりなさいと言った人だったんです。」
ということが多いのです。

特に、即戦力として期待された人や抜擢された人においては
良くある話です。

問題や課題というのはこれまでのやり方ではダメだから、
何かしら変えてアプローチする必要がありますが、
往々にしてその壁になるのは指示したマネジメント側にあります。

整えれば「え!?同じ人間がやったの?」というぐらい結果が変わることが多い。
能力もあるでしょ?という話もありましたが、正直2割ぐらいかなと(笑)。
というかそれは任せる前に見定めれば良いだけの話です。
採用もそうですが、試運転でも見定めることはいくらでも出来ると思います。