あるクライアントさんで評価制度を作成していて
今回の制度目的を、「生産性を上げる」にしてます。

その会議の中で、社長さん、役員の方、評価者の方にもお話ししましたが、
生産性の向上というのは、プラスアルファという考え方ではないということ。

この会社さんの場合は、
・退職による入れ替えロス
・限定スキルをもった人材が多いことによる異動ロス
・管理職者不足によるマネジメントロス
を慢性的に抱えていて、それが生産性の低下を招いています。

上記の3つのロスなくなるだけで、恐らくこの会社さんの生産性は
新しいことをせずとも勝手に生産性は上がると思います。

・育ったと思ったら退職。一からまた新入社員教育をする
・欠員が出たので余剰部署から廻したいが出来ないので採用する
・管理職者が不足しているので、育成と品質にバラつきがでる
という無駄を無くせばいい。
制度設計もそうなるようにしましょうということで進めています。

手っ取り早い生産性向上は、マイナスをゼロにすることかなって。
その上で、プラスアルファを仕掛ければ良い。

そう思いながら進めています(笑)。