早いもので今日から4月。

 

 

もう今年の4分の1が

過ぎたってことですよねあせる

 

 

 

今年の冬は暖冬だったせいか

 

寒さに耐えて春を待つ・・・

という感覚もないまま

 

気がつけばすぐそこに

春が来ていた気がします。

 

 

 

今日は1日ということで

いつもの神社に”朔日(ついたち)参り”へ。

 

 

ほんの少し前まで

葉が落ちたまま寂しげだった

境内のもみじも春の装いに着替え

 

滴るような新緑の衣をまとって

迎えてくれました。

 

 

 

昨年末、氏子さんのおひとりが

作ってくれたという

朱色の灯篭が新緑に映えて

とても美しい風情です。

 

 

開いたばかりの新しい葉っぱは

やわらかく、しなやかで

赤ちゃんの手のひらみたい。

 

 

境内には桜の木も何本かあり

優しい色合いで

参拝者を楽しませてくれます。

 

 

 

この神社はいつ行っても

心洗われる清らかな場なのですが

 

紅葉の綾錦に染まる晩秋の頃と

新緑と桜色に染まる春の盛り

 

この2大シーズンは特に

甲乙つけがたいほどの美しさです。

 

 

 

この週末で

いつもの散歩道の桜並木も

すっかり満開になりました。

 

 

 

名の知れた桜の名所と違い

たくさんの人から見られることも

褒められることもないはずなのに

 

毎年、咲くべき時期が来たら

ただあるがままに花を咲かせる

名もなき桜の木たち。

 

 

 

そういう在り様に心惹かれ

かくありたいと思うのですが

 

まだまだその境地には程遠い私は

あいかわらず煩悩の川に流され

あっちこっちと右往左往することも

しょっちゅう・・・笑い泣き

 

 

 

とはいえ

今年の春はわりと

穏やかな心持ちで過ごせています。

 

 

例年、この時期は忙しすぎて

疲れ切っていることがほとんどでしたが

 

「もう二度と同じ轍を踏まない!」と

 

最近はあまり予定を

詰めないようにしているおかげで

 

何とか体調を崩さず

元気でいられてるのはありがたいかぎり。

 

 

 

年初に決めた

 

多くを求めず

ゆったりと時間をとって

自分の内側を満たすことを

大切にしよう・・・

 

っていう、

自分との約束を守っていきたいです。