ソウル訪問記 その5 KTXで五松へ | せき@息抜きブログ

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交通・まちあるき・まちづくり的な独り言を、時折ボソっと。
最近は介護ネタも出てくるかも。

さて、ほとんど電車にしか乗っていない今回の訪韓ですが、続いてもまた電車です(*゚ー゚)ゞ

光明シャトルに乗ってやって来た、高速鉄道KTX の光明駅。
ここは当初はKTXの始発駅とする計画だったそうで、その名残か駅舎は壮大に作られています。

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大きなアーチ屋根がかかり、その中を連絡通路が渡る様は、なかなか立派なもので、ヨーロッパの駅を思わせる雰囲気。発着するKTXがフランスTGVベースの車両ということもあるのでしょうけどね…

乗車するのはKTXの二世代目の車両「KTX山川(サンチョン」。フランスTGVベースの技術ですが車両は国産化され、初代KTXより丸みを帯びた車体が印象的。ちょうど光明シャトルと並んだところをパチリ。
というか、これに乗らないといけないので慌てて乗車位置へ移動します…

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高い天井に青い車体が映えます。
しかし低床ホームなので、台車部分の無骨な構造が丸見えで、日本の感覚だとギョっとしたり…。この規格のホームは世界中の多くの鉄道で使われているものなので、日本人以外にとっての鉄道とは、こういうものなのかも知れません(日本はここ十数年で通勤電車用の高床ホームに揃えられつつあります)。

で、低床ホームなので客室床と段差があるので、それを埋めるためステップが付けらてています。

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韓国の列車にはデッキ部に蹴込みがあるのですが(日本でも国鉄時代にはありましたね)、KTXは車体幅が狭いためか張り出し型の補助ステップも出ます。ここの機構も、初代KTXと比べるとスマートに仕上げられています(写真左が新型・右側が従来型)。
車内は、従来型に比べてシンプルな印象で、モノトーンで明るめ。従来型はグリーンの座席やカーテンと電球色照明が相まって、少し薄暗いイメージでした(下写真左が新型・右が従来型)。

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さてKTXと言えば、座席の狭さが名物ですね( ゜∋゜)
しかし新型の山川は、ここも改良されています。座席のピッチが拡がり、回転させられるようになりました。座席そのものも、背もたれ部分が立派になって座りやすくなっています(左が新型・右が従来型)。

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乗り心地も新型の方が良いかな…。とにかく、やはり快適さでは新型の勝ち!故障は多いようですが…
などと思っているうちに、天安牙山駅を通過し、五松駅が近づいてきます。ああ、もう降りなければ…


開業当初は「何もない」と言われたらしい天安牙山駅は、周辺が住宅団地になり駅前ショッピングセンターっぽい建物も作られていました。五松駅付近も高層アパートがいくつか建ち、KTXなどの鉄道整備を契機に開発が進んでいるようです。韓国は五松駅のある世宗市に首都機能を移転しつつあり、他にも天安市や大田市への企業進出もあることから、新たな都市圏として成長しているようです。

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五松駅は、その新首都となる世宗市の玄関口として位置づけられ、駅施設もかなり立派(写真左)。しかし今はまだ駅周辺には何もなく(写真右)、諸設備を持て余し気味ですが…

で、五松駅に来た目的を果たすべく、連絡通路を通って進んでゆきます。

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BRTと書かれた看板に導かれて進むと、おお!BRTと大書きされた道路標識が!
これに乗りにきたのです、これに。
世宗市は、鉄道駅と新市街を結ぶ公共交通として「磁気誘導式BRT」を採用しています。連接バスなのですが専用レーンを走行する際はハンドリングが自動で行われるスグレモノで、是非乗ってみたかったのです。
さあ、バス停で到着を待ちましょう。ワクワク…

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バス停もカッコいいなぁ…と思いながらバスを待ちますが、全然来ない…。本当に、来る気配もない。
ん~、もしかして、この貼り紙、運休告知?
訪れた時は寒波の影響で大雪に見舞われており、天候不順ということで運休となっていたようです(後日ツイッター経由で翻訳してもらいました)。

ということで、今回の訪韓の一番の目的は雪にかき消され、うなだれながらソウル市内へ戻ることになりました… 
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で、KTXと言えば駅や電車内などで頻繁に見た、CFをご紹介。

http://www.youtube.com/embed/LBLiE12oZmk

繰り返し見させられたせいか、かなり印象に残ってます…


その6へつづく