「波瀾万丈を絵に描いたような人って
いるじゃないですか?
私にはそんなエピソードは無くて
比較的健康で、大事件に
巻き込まれたわけでもなく
いわゆる普通の家庭環境(だと思う)で
過ごしてきたので、それがコンプレックスでした」
「波瀾万丈」=人生の浮き沈みが激しい
↓
いわゆる平凡(と想像できる)私に
人に関わる仕事はできるのかしら?
↓
向いていないのでは?
コンプレックスが無いことが
コンプレックスだった
これはある日のクライアント様と私の
会話から出てきた言葉です
「昔のことですが…」という前提付きで
コンプレックスについて…
「意味がわかりません」って
感じるかもしれませんが
あることなんですよね
「あなたに私の何がわかるの?」
ドラマなどでよく聞かれるセリフ
「同じ体験をしたことがなければ
到底わかるはずがない」
と、決めつけてしまいがちですが
「その人」のことは、同じような体験を
していたとしても、100%理解できることは
ないと、私は考えます
ただ、寄り添うことはできるはず
その方もとても誠実なセラピストさんで
「癒しのことだま」を持った方です
「コンプレックスがあったからこそ
真摯に謙虚に向き合えるのでは?と
そう信じてこの仕事に向き合っています」
この言葉が、その方の姿勢を示していますね
コンプレックスも否定ではなく、受け止めて
前に進む、素敵な捉え方ではないでしょうか
一人ひとりにドラマがある
名前についてお話させていただくとき、
ドラマを見せていただけるような
感動があります
誰かにとっての普通は、
別の誰かにとって普通ではない
それを実感する日々です
私のこと↓「ことだま」との出会いから現在まで