子どもの有給休暇 | ことのは学舎通信 ---朝霞台の小さな国語教室から---

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考える力・伝える力を育てる国語教室 ことのは学舎 の教室から、授業の様子、日々考えたこと、感じたことなどをつづっていきます。読んで下さる保護者の方に、お子様の国語力向上の助けとなる情報をご提供できたらと思っております。

 朝日小学生新聞、4月26日(水)の天声こども語の話題が興味深い。

 愛知県の公立学校の児童・生徒が1年に3日まで自由に日を選んで休めるようにする、という試みを始めたというのである。

 会社員の有給休暇の子ども版である。

 学校の授業を3日間休んでも、学力面で大きな後れをとるとは思えない。すぐに取り戻せるであろう。

 年に3日の休みをどのように利用するか、あれこれ考えるのは楽しそうである。

 今年のゴールデン・ウィークであれば、5月1日と2日に休みをとれば、9連休になる。

 あるいは、祝日がまったくない6月に利用するのもよいかもしれない。

 愛知県の子どもたちは、この特別な休みをどのように利用するのだろうか。

 習い事の予定がつまっている子どもは、うまく利用するのが難しいかもしれない。

 この試みが、子どもたちの幸せな学校生活に結び付くとよいと思うが、どうであろうか。

 天声こども語は、「今のところ愛知県だけの試みですが、全国に広がればいいと思いませんか。」と結んでいる。

 同感である。

 うちの生徒たちにも読ませて、感想を聞いてみたい。