たくさんの動物のフィギュア‼︎


普段は箱に入れたまま 

何年も開ける事も無く 静かに棚の隅で眠ってる



僕が幼稚園に入る前から

小学生になってからも 


この動物達を相手に 

少し歳の離れた兄と一緒に遊んでいたんだ



動物達に 

その場で作ったいろんな物語りを演じさせたりしてね


僕と兄はそれを

「動物ごっこ」と呼んでいた




兄は気が短くて 

すぐ手を出すから怖かったんだけど


この動物達で遊んでる時だけは 

何故かそういう感じじゃなかった


だから

この子達と過ごした時間は楽しい思い出…




使わないものは

さっさと断捨離しちゃうタイプなんだけど


この子達にはちゃんと命があるようで

箱に入れたまま 

長い年月捨てる事が出来ないまま…



古いものだから 

足が折れてしまった子もいたりするんだけど


そしてこの動物達全て 本当は兄が

祖父母に買ってもらったものなんだけど


何故か兄よりも僕の方が彼らに愛着があったのか

ずっと僕の傍らに置いていたんだ




久しぶりに「動物箱(どつぶつばこ)」(この呼び方も子供の頃から変わらない)を開けてみると


懐かしい匂いと共に

あの頃と変わらない皆んなの顔に癒された



動物達も久しぶりに深呼吸ができたのかな


何だかどの子も 嬉しそうな顔をしてるように感じる


今にも動き出しそうな 

そんな気さえしてくる…


(このライオンの赤ちゃんは今も僕のお気に入り)



あの頃と同じように 

また君たちと仲良く遊んでみたくなったよ🍀



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=地球に人に優しいアートを=