< 9月長月 大正琴記念日 >
9月9日菊の日(重陽の節句) 大正琴112年め。
大正琴は大正元年(1912)
名古屋の大須観音の境内にてお披露目。
大須観音に発祥の碑がある。
宗家岡田流時代、総本部の演奏会の時
訪れた日の写真。閑静なたたずまいの
観音様。あの頃の新鮮な思いが浮かぶ。
1998年、今から26年前の事。
日本で生まれた初めての洋音階(ドレミ)の
楽器。製作者森田吾郎(本名:川口仁三郎)
一般庶民が音楽に親しんでほしいと開発。
明治時代に伊藤博文氏とヨーロッパに渡り
目にしたピアノに感銘を受け、発明家の
森田氏が開発(明笛の名手でもある)
森田吾郎氏はこの大正琴で
クラシックを演奏したいとの思いあり
その思いの基に我が会の教本には
基礎編(初級 イエスタディワンスモア・・・ポップス
応用編①(中級 別れの曲
応用編②(上級 モーツアルトの子守歌
鍵盤はタイプライターのボタンがヒント。
へぇ~
(タイプライターの人 検索してみてね)
9月9日は「菊の日」でもあったので
当初は「菊琴」とも呼ばれ大唱琴となり
時代の名を残す如く「大正琴」となった
と聞いている
元々はお膝の上に乗せ弾くことができるよう
50㎝ほどの長さであった。現在は70~80㎝。
様々な流会派が存続しエレキ大正琴(電気音)
や弓で奏でる「弓琴」も普及している。
各流会派やグループで楽譜記載や姿勢
演奏法に特色がある。
我が会は38年目を歩んでいます。
琴友夢オリジナル大正琴
● ブルーシリーズ ● 2005年
アコースティック大正琴 松村有乃佳
として岡田流より独立 と共に製作発表
高音の響きと低音の安定感
何とも言えない音色を醸し出す
今日は大正琴がお目見えした日 (^^)v
作ってくれた人があり
大正琴に出合えたこと
楽器に親しめる人生と仲間
そんな自分達の大正琴音楽歴史を
振り返りつつ好きな曲を
弾いてくださいね~。