FLO「ラム酒香るモンブラン(460円+税)」 | モンブラン研究所

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モンブラン研究家・野木ことはが食べ歩いたモンブランを紹介。
タレント、女優としても活動中!(そちらの活動は↓のブログで)

こんにちは!モンブラン研究家・タレントの野木ことはです。

FLO PRESTIGE(フロ フレステージュ)

「フランスの食文化をもっと身近に」をコンセプトに、デリやフランス菓子、

ケーキやタルトなどを販売するFLO。

関東を中心に、東北、中部でも多数店舗展開しています。

 



「ラム酒香るモンブラン(460円+税)」

「マロンを入れたプリン風味のタルトに、生クリームを飾り、その上からイタリア産アロンペストを使用したモンブランくりーむをデコシレションしました。ラム酒の風味が効いた、大人向けの味わいです。」(店頭POPより)



こちらは店舗にもよりますが基本的に通年販売しているそうです。

同じく通常商品の

「モンブランタルト」(490円+税)☆こちら☆

 


横から

【サイズ】
高さ約6.5cm(栗までの高さ約6.2cm)
×直径7.2cm



上から



【断面図】


【層解説】
①栗クリーム
うん!名前のとおりラム酒の香りが強い!
生クリーム多めのなめらかな舌触り。
甘さも強め。
栗の風味もほんのり、美味しいクリームです。

②生クリーム
甘さはほぼない、もったりした生クリーム。重め。
業務用な感じ。

③プリン(カスタード)
卵の風味のあと、ほんのりバニラの香り。
甘さは控えめ。
5mm角の小さな栗の粒がころころ入っています(全体で6粒くらい)

④土台(タルト生地)
水分を吸ってしっとり。
サクサクはしてないけど、嫌な感じのしっとりでありません。
香ばしく、少し塩気がきいていてgood。


⑤上部の栗
直径約2.4cm。
そこまで甘くなく、栗本来の甘味と旨味も感じられる、上品な洋栗!
コーティングはされてません。


①~④で食べてみる…
ラム酒の風味が弱くなりました!
カスタードがけっこう比率高めで、全体で食べると栗の風味も薄れ、ぼんやりした印象。

逆に言うと洋酒が苦手な人でもこのくらいほんのりなら食べられるわってなるかもしれない。

①だけ食べたらラム酒を全面に押し出した商品だと思いましたが、そうではなかったようです。

 


【総評】

「モンブランタルト」(490円+税)に比べて②生クリームがかなり少ないので存在感がないですが、これ以上多いとしつこくなるのでナイスな慎ましさです。


構成を見ても甘いのが①マロンクリームだけなので、そりゃそうですが、甘さも全体的に抑えめ。

 

説明文にあったように大人向けの商品です(`・ω・´)

 


「FLO PRESTIGE PARIS(フロ プレステージュ パリ)」

関東を中心に、東北、中部に多数店舗あり。

レストランも展開。
http://www.flojapon.co.jp/