蝉は何も考えず

鳴き続け

命が尽きるまで

無心に夏の空を

飛び続ける

 

私もあんな風に

 

自由気ままに

飛び回りたいな

 

 

朝顔は一本の棒を

 

 

ただ真直ぐ

登っていく

その棒の先には

夏の空が広がっている

 

私もあんな風に

 

空に向かって

登っていきたいな

 

 

以前は理由もなく

 

 

心が踊った

楽しみで

ワクワクしていた

 

あの夏はもう

 

ここにはない

 

 

現実は

 

 

太陽の強い日差しに

容赦なくさらされ

全身を射抜かれる

 

眠くて疲れて

 

苛立つ毎日

 

地表から太陽の熱が

 

立ちのぼり

空と地面から

炙られて

目眩がしそう

 

 

風鈴の音を聴いても

 

 

蝉の声を聞いても

全くこころに

響かない

 

何故だろう

 

理由はいっぱいあるけど

心が安らぐことのない

余裕がない毎日

 

 

目を閉じてから

 

 

夏の空を見上げた

 

雲一つない

 

澄み切った

青い空

 

こころを

 

空っぽにして

雲の形を

想像してみた

 

 

わんわん ことまろ 足あと

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