葛飾区立常盤中学校にて | 箏とともに…

箏とともに…

生田流箏奏者・寺井結子の活動情報です

昨日今日と二日間、葛飾区立常盤中学校にて1年生の音楽の授業をさせて頂きました。
この学校とご縁を戴いてから4年。
これまでは体育館で何クラスかまとめての授業でしたが、今年はこのご時世ですから1クラスずつ、音楽室での鑑賞と体験でした。

50分という短い時間の中で楽器の説明と「六段の調」の鑑賞、そして「さくらさくら」の体験なので、かなり駆け足での授業となります。でも生徒さん達の集中力と、音楽科の先生による事前学習のお陰で何とか「さくらさくら」の合奏まで行うことが出来ました。

体育館とは違い、音楽室という小さな空間だからこそお互いの表情や空気感がよく伝って、初めは硬かったみんなの表情が次第にほぐれていく様も分かり、とても楽しいひとときでした。

コロナの影響が長引き学校の先生方も様々なご苦労がある中で、例年通り特別授業を実施してくださったこと、大変感謝しております。
生徒さん達にとって、今は我慢や制約が多い中ですが、箏に触れることで少しでも楽しくリフレッシュ出来たのであればこれほど嬉しいことはありません。

常盤中の1年生の皆さん、たくさん元気を頂き、本当にありがとうございました。