ゴールデンウィーク旅行記

2023年GW旅行記①~大きな砂場~
 

 

 ぬいぐるみの旅、略してぬい旅に母娘ではまったこの旅行。


娘、いろんな場面でぬい旅を撮っていました


この日は一路、九州へ

 

 下関で娘に「ここ壇ノ浦っていってね、歴史の授業で絶対出てくる…」って説明しましたが、「ふーん」で終わりました。娘、戦国時代以外はイマイチ。鎌倉殿も娘には刺さらなかったしなー。

 

 

 この日のまず最初の目的地はここ!

 

どこか分かりますか?

 

 

 ここはそう、雲仙普賢岳です。写真は平成新山。

 

 私、父が地理的なものが好きで、伊豆大島やら阿蘇山やら連れて行ってもらった記憶があります。その火山好きな血(?)は脈々と受け継がれまして、息子に「GWに長崎行くよ。長崎にはね、雲仙普賢岳っていう火山があるんだよ」と言ったら、何も促していないのに自分から動画を検索して普賢岳の探究をし始め、いつ行くのか?まだ行かないのか?と何か月も前から楽しみになってしまいました。

 

 一緒に旅行する義父母や火山には興味のないっていうかむしろ怖い娘の意向もあり、ハウステンボスや長崎バイオパーク(二つとも長崎北西部)がメインの九州旅行だったので、地理的に島原(長崎南東部)は遠くて正直止めた方がゆっくり旅行を楽しめるのではないかとも計画途中思ったのですが、「お母さん、火山にもいろいろな種類があるんだよ」と言い始めた息子を止めることはもはや何人たりともできやしない真顔←焚きつけたのは私なのですが…

 

 

というわけでやってきました。雲仙岳災害記念館「がまだすドーム」に

だれ…?

 

 

 火山に元々うっすら興味があったこともあると思いますが、私、この普賢岳の火砕流、とてもよく覚えています。テレビに映し出された映像があまりにも衝撃的で、普賢岳関係の記事が詠みたくてそこから新聞を読むという習慣もつきました。

 火山活動が比較的落ち着いたものの、まだ復旧がままならない時期に父が連れてきてくれて、火山灰に埋もれたままの家、三輪車といった生々しい現場も目にして、私にとってはいまだ胸に残る火山の一つです。

 

 

そこに自分の子どもと一緒に来れた

火砕流が流れた跡の再現展示

 

 

 しかし、「自分が小学生の時だった」とは覚えていても、正確に何年生の時かまでは覚えていませんでした。展示の年表を見たら、なんと息子と同じ歳!「お母さんがあなたと同じ歳の時に、これが起こったんだよ」と息子に言うと、なんだか感慨もひとしおでした。

 

 

 

 

 

 

 

でも、なぜか息子の目をひいたのは平成の火砕流ではなく、島原大変のほう滝汗

 

 

 

 

 

 

娘は私と一緒にじっくり展示を見てくれました

ぬいもびっくり

 

 

 がまだすドームの後は被災家屋が保存展示されているところにも行きました。

 

 

ぬいだけなく、「こんなになったの!?」とようやく息子もびっくり

やっぱり現場の保存って大事

 

 

 普賢岳の後は一転長崎北西部を目指し、ハウステンボスへ

 

 

すごい眺め!


なんで風車があるのかとか、定番の質問を子どもらがしてくれまして

風車は絵になるなぁ

 

 

オランダが海抜0m以下のところが多くて風車で水を汲み出していたんだよと語りましたが…

息子は質問するだけして、さっさと橋を渡っていく…


 ハウステンボスに着いたのが夕方4時過ぎだったので(島原遠い…)、アトラクションは少しだけ乗って、主にイルミネーションを楽しみましたが

 

とても綺麗でした~

子どもたちも思い出に残ることでしょう

 

 

 娘は「ハウステンボスだけで良かったじゃん…」とかぶちぶち言ってましたが笑い泣き

 

 

 九州も広いですね!旅行記その③に続きます。