ニューヨークの巴里夫(パリジャン) | シネマ係長の秘密基地

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ニューヨークの

巴里夫(パリジャン) 

2014年12月6日公開

セドリック・クラピッシュ監督が「スパニッシュ・アパートメント」、「ロシアン・ドールズ」に続いて、ロマン・デュリス演じるフランス人青年グザヴィエの悩み多き人生を綴ったシリーズ完結編。

あらすじ晴れ

40歳になったグザヴィエ は、妻ウェンディ と2人の子どもに囲まれ、小説家としてパリで順調な生活を送っていた。だが、かつての留学仲間でレズビアンのイザベル から頼まれて精子提供したことがウェンディに知られ、気まずい雰囲気に。その上、ニューヨーク出張から戻ったウェンディが“好きな人ができた”と衝撃の告白。子どもを連れて恋人の元へ引っ越して行ってしまう。淋しい独り暮らしを送るグザヴィエだったが、“子どもをセレブの学校へ通わせたい”というウェンディの相談に、“教育方針が合わない”と激怒。恋人のジュー と暮らす妊娠中のイザベルを頼ってニューヨークへ向かう。だが、ウェンディと子どもが暮らす家を訪れてみると、そこはセントラルパークを見下ろす超高級アパート。ウェンディの恋人ジョン は、ウォール街のやり手金融マンで、子どもたちも優しいいい男だった。片言の英語しか話せないグザヴィエは惨めな気分に陥るが、子どもたちと一緒に過ごそうと、しばらくニューヨークで暮らすことを決意。ビザ取得の相談に訪れた弁護士からは“定職に就くこと”、“可能であれば偽装結婚してグリーンカードを手に入れるように”とのアドバイスを受ける。何とか自転車メッセンジャーの職を得て、中国人のタクシー運転手の姪と偽装結婚も完了。ジューからチャイナタウンの部屋を借りて生活拠点も手に入れたが、疑惑を抱いた移民局員からは再三の呼び出し。その上、イザベルはベビーシッターとの浮気を告白してくる。ジューに対して後ろめたく思いつつ、部屋を貸したり、子どもを預かったりと、イザベルの浮気に加担するグザヴィエ。そこへ、かつての恋人マルティーヌ が現れたことから、グザヴィエの人生はますます混迷を極めることに……。


監督・脚本:セドリック・クラピッシュ 

エグゼクティブプロデューサー:ラファエル・ベノリエル

プロデューサー:ブリュノ・レビ

撮影:ナターシャ・ブライエ

【キャスト】

ロマン・デュリス

オドレイ・トトゥ

セシル・ドゥ・フランス

ケリー・ライリー

ピーター・ハーマン

サンドリーヌ・ホルト

マルゴー・マンサール

パブロ・ジェイコブ

フローラ・ボナベンチュラ

ブノワ・ジャコー