フジコ・ヘミングの時間 | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。




フジコ・へミングの時間

2018年6月16日公開
ト音記号

日本人ピアニストの母と若きロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親として、ベルリンに生まれたフジコ・ヘミング。父と別れ、東京で母の手ひとつで育った彼女は、5歳から母の手ほどきでピアノを始める。東京芸術大学を経て、NHK毎日コンクール入賞、文化放送音楽賞など多数受賞し、30歳でドイツへ留学する。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業すると、その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積みながら、レナード・バーンスタインなど世界的音楽家からの支持を獲た。しかし、一流の証となるはずのリサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失ってしまう。失意のなかストックホルムに移住し、耳の治療の傍ら、音楽学校の教師の資格を取得し、ピアノ教師をしながら欧州各地でコンサート活動を続ける。1999年、リサイタルとNHKのドキュメント番組が大反響を呼び、リリースしたデビューCD『奇蹟のカンパネラ』はクラシック界異例の大ヒットを記録した。これまで2枚のCDで日本ゴールドディスク大賞、4度にわたる各賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞し、モスクワ・フィル、ロイヤル・フィルなど世界各地の著名オーケストラと共演を果たした。現在、ヨーロッパをはじめ、北米、南米、ロシアなど世界中からリサイタルのオファーが絶えず、年間70本近くの公演活動で多忙を極めながら、猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、長年チャリティー活動も続けている。パリ、ニューヨーク、アルゼンチン、ベルリン、京都……。世界を巡るフジコの心震えるワールドツアーでの演奏や、自宅で愛する猫たちに囲まれて暮らすプライベートに迫る。


キャスト:フジコ・へミング/大月ウルフ
ナレーション:三浦透子
企画・構成・撮影・編集・監督:小松莊一良
収録曲音譜
フジコ・ヘミング 『いと小さきいのちのために』
(収録日:2017年12月1日 東京オペラシティ)
01.<F.ショパン>ノクターン 変ホ長調 作品9-1
02.<F.ショパン>エチュード 変イ長調 作品25-1「エオリアンハープ」
03.<F.ショパン>エチュード 変ト長調 作品10-5「黒鍵」
04.<F.ショパン>エチュード ホ長調 作品10-3「別れの曲」
05.<F.ショパン>エチュード ハ短調 作品10-12「革命」
06.<C.A.ドビュッシー>月の光 「ベルガマスク組曲」より第3曲
07.<C.A.ドビュッシー>雨の庭 「版画」より第3曲
08.<S.ラフマニノフ>プレリュード ト長調 作品32-5
09.<F.リスト>「3つの演奏会練習曲」変ニ長調 作品144より第3番「ため息」
10.<F.リスト>「3つの夜想曲 愛の夢」 変イ長調 作品541より第3番
11.<G.ガーシュウィン>サマータイム feat. 吉田直矢(ヴァイオリン)
12.<F.ショパン> ワルツ第11番
13.<F.リスト>「パガニーニによる大練習曲 嬰ト短調 作品141より
第3番「ラ・カンパネラ」
ミキシングエンジニア:坂元達也