十年愛
2008年11月1日公開
『夜王～yaoh～』の原作者・倉科遼のケータイ配信漫画を「カクトウ便 Vol.1 Battle Run XX」の植田中が映画化した夜の世界を舞台に繰り広げられる純愛ドラマ。
あらすじ
根本麻里 は、サッカー部のマネージャーをしている高校3年生。夏の県大会準決勝で、憧れの主将・高木弘也 が最後のPKを外し、サッカー部は優勝を逃してしまう。それまでサッカー部の中で人気を一人占めしていた高木であったが、この最後の試合を境に友達も恋人も失ってしまい、高木は落ち込んでいた。そんな高木を心から愛する麻里は、彼のために愛の捌け口となることを決心し、処女を捧げる。その後、高木は卒業を待たずして新宿・歌舞伎町に飛び込んでホストとなる。一方の麻里も高木を追いかけ、奈美 が経営するスナックでホステスとして働くことになった。しかし、そこは売春が行なわれている連れ出しスナックであった。高木と同じ街で働いていればいつか会うことができるという思いを胸に麻里は身体を汚す。そんな麻里を自分の妹のように心配する先輩ホステスのユキ 。そして、麻里は遂に高木との再会を果たす。しかしそれは愛の奴隷劇の始まりだった。破綻した関係の行き着く先は……。堕ちていく麻里の運命は……。
監督：植田中
脚本：橋本哲郎
原作：倉科遼、藤原ひさし
【キャスト】
桜井まり、末野卓磨、平野良、立石ゆかり、わかな、橘ユキコ、川村亜紀、薬師寺保栄、鈴木砂羽