私、オルガ・ヘプナロヴァー | シネマ係長の秘密基地

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私、オルガ・ヘプナロヴァー 

2023年 4月29日公開

プラハのトラム停留所にトラックで突っ込み、8人を殺害、12人を負傷させたオルガ・ヘプナロヴァーをモデルに描くドラマ。1970年代のチェコスロバキアを舞台に、社会に恨みを抱く若い女性が凶行に及び、裁判を経て処刑されるまでを描く。

あらすじドア

オルガ・ヘプナロヴァーは、銀行員の父と歯科医の母を持つ経済的にも恵まれた22歳。1973年7月10日、チェコの首都であるプラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込む。この事故で8人が死亡、12人が負傷。犯行前、オルガは新聞社に犯行声明文を送っていた。声明文には、自身の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたのだと示されていた。
両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負った少女は、自らを「性的障害者」と呼び、酒とタバコに溺れ、女たちと次々に肌を重ねる。しかし、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態は、一層悪化。「復讐」という名の「自殺」を決行したオルガは、逮捕後も全く反省の色を見せず、75年3月12日にチェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された。


監督・脚本:トマーシュ・ヴァインレプ、ペトル・カズダ

製作:ヴォイチェフ・フリッチ、マリアン・アーバン、シルウェスター・バナシュキェヴィチ、マルシン・クレク、トマーシュ・ヴァインレプ、ペトル・カズダ

出演:ミハリナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク
原作:ロマン・ツィーレク
撮影: アダム・スィコラ
編集:ヴォイチェフ・フリッチ
美術:アレクサンドル・コザーク
衣装:アネタ・グルニャーコヴァー

原題:Já, Olga Hepnarová