色即ぜねれいしょん | シネマ係長の秘密基地

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映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。




色即ぜねれいしょん
2009年8月15日公開
ロックな生き様にあこがれながらも、平凡で退屈な日々を過ごす文科系男子高校生のひと夏の成長物語を描く。
あらすじ晴れ
1974年、京都。仏教系男子校に通う高校一年生の乾純 は、おかん とおとん に何不自由なくかわいがられて育ってきた。だが、ヤンキーたち体育会系が幅を利かせている学校では肩身が狭く、ボブ・ディランに憧れてロックな生き方を目指しているが、何かに反抗する勇気もない。その上、小学校の頃から片思いの同級生・足立恭子 には告白すらできず、平凡で悶々とした日々を過ごしていた。そんなある日、純は同じく文科系男子の伊部と池山から隠岐島への旅に誘われる。彼らによると、隠岐島のユースホステルにはフリーセックス主義者が集まるらしい。数日後の深夜、重いギターケースと旅行バッグを手にした純は、待ち合わせ場所の京都駅でタバコに火をつけ、ロックミュージシャン気分に浸っていた。合流した伊部と池山に「ギターなんてずるい」とからかわれながら、夜行列車とフェリーを乗り継ぎ、浮かれ気分で隠岐島へと向かう。ところが、ユースホステルに到着してみると、想像よりはるかにショボいその外観に3人はがっかり。しかし、大きな夢を熱く語るヘルパーのヒゲゴジラ や、母親以外の女性で初めて仲良くなった女子大生のオリーブ たちとの自由で気ままな時間が3人を魅了していく。そして知らず知らずのうちに、夏の旅は3人の絆も深めていった。結局、フリーセックス主義者はひとりも見つけられなかったが、いくつもの出会いと別れを経験した3人は少し大人になれた気がしていた……。夏休みが明けて二学期。学校も何ひとつ変わっていなかったが、純の中には何かが芽生え始めていた。自由を感じた島での時間、オリーブとの再会、ヒッピー風家庭教師 からの妙なアドバイス、そして授業で初めて意味を知った“色即是空”という言葉に後押しされ、純は文化祭のコンサートに出演することを決意する……。

監督:田口トモロヲ
原作:みうらじゅん
脚本:向井康介
撮影:柴主高秀
【キャスト】
渡辺大知、堀ちえみ、リリー・フランキー、岸田繁、臼田あさ美、石橋杏奈、森岡龍、森田直幸、大杉漣、宮藤官九郎、木村祐一